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専門家とオオスリバチサンゴ群を調査!

★オオスリバチサンゴ群保護プロジェクト 2010/11/9(火)

日本最大級のオオスリバチサンゴ群を守れ!

◆11月9日に宮崎大学のサンゴ博士・深見先生と学生さん、そしてMRTの水中取材班の方々と、オオスリバチサンゴ群生の調査に出かけました。
この日、前線の影響で風が強かったですが、オオスリバチサンゴ群のある島浦島の「野坂」は大したことはなく、透明度は逆に良くて15mオーバーで最高でした。
初めてみた”日本一”のオオスリバチサンゴの群生に、深見先生&学生さんは「これは感動しました!こんな大きくて、たくさんあって、こんな形のオオスリバチサンゴは見たことがない!これは世界にも類をみないので世界一と言っても良いですよー!」と絶賛でした。
■報告者:スタッフ勝栄




▲STAFF勝栄がガイドして、深見先生たちをオオスリバチサンゴやオオナガレハナサンゴが群生しているエリアを案内し、サンゴの規模や個体の数&サイズ、そして現状の健康状態などを調査して頂きました。
休憩中もサンゴの専門家だけに、オオスリバチサンゴだけでなくサンゴの興味深い話を色々と教えてもらったのですが、時間があっという間に過ぎてしまうくらい私にとっては嬉しい時間でした。
深見先生いわく「このオオスリバチサンゴは健全で、”今のうちに手を打つと良い方向に向かう!”」との嬉しいお言葉・・・。
やはり昨年から保護するために入れた、6つの保護ブイのお陰でアンカーなどの外的要素がなくなっているんですね。頑張ってやった甲斐が、早速見えて本当に嬉しい限りです。
またサンゴの周辺には、タイワンカマス群や何千匹ものクロホシイシモチの大群、アオリイカ群、ニセカンランハギ群、スダレやアケボノをはじめとするチョウチョウウオの仲間などもたっくさんいました。

今年、島浦のサンゴを守るために「島浦サンゴ礁保全会」が発足し、延岡マリンサービスも参加する5ヵ年の事業が始まるのですが、今年このタイミングで深見先生が宮崎大学にいらしたことが、とても頼もしく、今後宮崎県のサンゴ群にとってきっと良い結果を生むことと信じています。
プロジェクトの中には「サンゴの移植」もあるので、深見先生にアドバイスをいただきながら、このオオスリバチサンゴの壊れた部分を移植するプロジェクトを提案しようと思っています。
その時は、多くのダイバーさんの協力が必要となるので、その時は是非皆さん力を貸してくださいね。宜しくお願い致します。

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【今現在のパラダイスガーデンNo.1】

▲パラダイスガーデンNo.1のサンゴ群が復活!!
◆そして嬉しいことがもうひとつありました! それはこの際なのでとっても久々に「パラダイスガーデンNo.1」に潜って、深見先生からここの現状チャック&今後の方向性を、専門家としてアドバイスをもらうことにしました。



▲大型台風の仕業により約6年ほど前に大打撃を受け、随分とサンゴが減っていたのですが、その間ほとんど潜っていなかった間に、な・なんとかなり復活していましたよー。
しかも嬉しいことに以前にも増して、枝サンゴ類をはじめ、かなりの種類のサンゴが増えていたんです!! もちろん益々増えそうですが、やはり温暖化の影響なんでしょうかね・・・。
深見先生いわく、延岡周辺には”しっかり調べれば、きっと100種類以上のハードコーラルがありますよ!”との、これまた嬉しいお言葉でした。




▲さらにさらに嬉しいことに、サンゴの周辺にはアミやニセフウライをはじめとするチョウチョウウオ類が約20種類以上、そして南方系のヤッコやハタタテダイの仲間がめっちゃたくさんいて、正直沖縄の海でみるより集まっているのでは・・・?とビックリするほどでしたよー。
以前もチョウチョウウオ類が豊富で人気を集めていましたが、遥かに増えているのでチョウチョウウオ大好きダイバーさんや癒されたいダイバーさんには絶対オススメです!

意図的に、暫くダイバーを潜らないようにしていたこのパラダイスガーデンですが、今後はまた解禁にしたいと思います。 またもや”癒し系”ポイントが完全復活です!
今冬は、オオスリバチサンゴポイント&パラダイスガーデンに行くためにボート出す企画を数多く組みますので、まだ行ったことがない是非この凄さを実感してくださいね!


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