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宮崎大学とサンゴ調査報告2

★2015年5月15日(月) AM9:30~ 延岡全体のサンゴ分類調査 後記★

◆宮崎大学とコラボしての延岡全体のサンゴ分類調査をスタート!
第一回目は、宮崎のサンゴ博士こと深見先生と海洋学部の学生と一緒に、沖にある島浦島周辺のサンゴの種類をチェックしました。
今回は「シーメイズ」と「オアシスNo.1」の2ヶ所を潜り、確認が必要な種類や深見先生でも初めてみるサンゴなどは、採取してしっかり種別していきます。
延岡のNo.1サンゴポイントのオアシスだけでも、なかなか前に進めないほど沢山の種類があったようで、やはり100種類くらいは延岡周辺にあるのでは?ということです。
また、深見先生でも初めてという珍しいサンゴもありましたので調べて もらうことになりました。

■参加者: 宮崎大学&スタッフ 計8名
■報告者: STAFF勝栄
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【サンゴ調査の様子】

▲1ダイブ目は深場のサンゴも狙って見ました。ソフトコーラルも含めて深見先生も初めて見るサンゴもあったらしく、新種の可能性もあるとのことですが、ハードコーラルの種類毎に、水深や大きさを測り、写真に収めていきます。

▲その後、確認が必要な個体や種類は採取をし、宮崎大学に持って帰って研究します。

▲これは「オオナガレハナサンゴ」といいますが、一見イソギンチャクのように見えますが立派なハードコーラルです。オオスリバチサンゴ同様に沖縄や海外に少ないサンゴらしく、延岡は和歌山県の串本町に次ぐ、全国で第2位のオオナガレハナサンゴの群生地だそうです。また、串本町のオオナガレハナサンゴの群生地は、通常のダイビングポイントから少し離れた場所らしく、延岡のように簡単に見れる場所は全国に見てもない!とのことでした。

◆今後も延岡の数カ所あるサンゴポイントに深見先生をお連れし、調査を続けていきます。
この調査により、
①延岡周辺にどれくらいの種類のサンゴがあるのか?
②新種のサンゴはないのか?
③種類毎の生息分布   などが分ります。
そして、この調査を通してデータをまとめて、延岡の海に生息するハードコーラルの種類が明確になることと共に、延岡サンゴ図鑑を作成することが決定しましたので、ダイバーの皆さん楽しみにしててくださいね。

今後も随時報告してまいりますので、お楽しみに!


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