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新鮎やなに行って来ました!

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延岡の秋の風物詩「鮎やな」ですが、毎年それを楽しみにされてる方は、ダイバーにもかなり多くいるはず・・・。
やはり炭でお腹からジックリ焼いて出してくれる延岡の”鮎”は、本当に旨いですものね!
今晩もこの延岡の鮎を求めていらした、バディロープご一行様とノリス岡山ご一行様を連れて、スタッフ2名合わせて合計18名で行って来ました!
目の前で焼いてくれる鮎・・・、そして仕掛けられた伝統の鮎やなの風景・・・は、風情があります。
今年は鮎やなをまず見に行って、支配人に色々と説明もしてもらいました。
今回の料理は、「五ヶ瀬川特選コース」にしました!
このコースには、鮎の塩焼き2尾+味噌焼き1尾+小鉢物+鮎の冷汁+味噌汁+漬物が付いていますが、結果的にはこれに”鮎のうるか(塩辛)”や鮎のせごし(刺身)”などを追加し、延岡の地ビール”ひでじビール”&地焼酎”亮天”など一緒に、秋の味覚を堪能しました。

でも、この鮎やなが存続の危機を迎えていたことは、延岡市民でもあまり知られていないのかもしれません。
毎年、延岡観光協会が高いお金を出して鮎やなを設置しているのですが、天然鮎の激減や”取れないやな”、そして毎年変わらない料理に毎年訪れる客数が減っていました。
そこで、この300年続いている伝統を存続させる為に今年ワーキンググループが出来て、”伝統やな”&”観光やな”の両方として残すためのプロジェクトが始まりました。
そこで、今秋に新鮎やなをオープンすることになったようです。
まず・・・、
 ①職人を雇い”取れるやな”にする
 ②メニューを増やし、川魚が食べれない方にも楽しんでもらう
 ③天然or養殖の表示をしっかりする
 ④鮎やなの存在意義を地元に訴える
・・・などを目標に、新鮎やなを運営する出店業者を求めたようですが、各業者がリスクを考慮し、なかなか出店社がおらず、結果的に今年は「国技館」さんだけだったようで、仕方なく延岡観光協会が腹をくくって運営する運びとなったようです。
これにより、進め方や時間がなかったこともあり”説明不足”のままスタートしただけに、様々なクレームや悪評が出てしまったようですが、新鮎やなは見事に生まれ変わり、集客もよく、気持ち新たに幸先よいスタートをしたようです。

世の中には”鮎”が苦手な方もいますが、「延岡の鮎は違う!」「延岡鮎なら食べれる!」という方もいるほどで、随筆家である後藤垢石氏が「延岡の鮎は、味・香り・姿まで日本一」とコメントするほどの名品です。
また「日本の香り風景百選」に挙げられているほど、延岡を代表するものとなっているこの”延岡鮎”を、是非今秋は豊かな五ヶ瀬川のせせらぎを聞きながら味わってみてください。


2 thoughts on “新鮎やなに行って来ました!”

  1. 匿名 より:

    鮎やなが廃れるのは淋しいですね。持って知ってもらう事も大事ですね。Twitterとかを上手く使って宣伝していくと良いのでは!

  2. 延岡マリン より:

    書き込み、ありがとうございます!
    そうですね~! 本当にTwitterなんかも良いですね。
    早速、観光協会に話しておきますわ。
    ありがとうございます。

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