宮崎でダイビングを楽しむなら延岡マリンサービス

ハダカハオコゼ!

◆前回のフリソデエビに続いて、またまた天神にはなんと「ハダカハオコゼ」が登場です!
hadakahaokoze07_R.jpg
■生物名: ハダカハオコゼ(フサカサゴ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁近く)
■発見した日: 2007年1月11日(木)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: SeaSea 8000G(デジカメ)+ハウジング
■よく出現するポイント: 沖の小島・船隠し・フラワーガーデンNo.1・高久浜
■探し方のコツ: 潮通しの良いサンゴ礁、サンゴ瓦礫、岩礁に生息し、サンゴや岩にチョコンと乗っていますので、まず形を覚え意識して探してみよう!場所も気に入ると暫らくはその周辺にいるので要チェックです!沖縄などのツアー先ではキンメモドキやスカシテンジクダイが群れた根の中によくいますので探してみましょう!
■生物に関するうんちく: 『英名でリーフフィッシュとも呼ばれていますが、葉っぱの意味で流れのままにゆらゆらと揺れていることの多い魚です。生息エリアは高知県以南、薩南、琉球列島などの温かい海を好むようですが、延岡でも沖のポイントでは度々登場していましたが、天神での登場は今回が初めてとあって皆大喜びです。真正面からみると実にユニークな魚でペラペラしていてまさに葉っぱのよう・・・。胸ビレが手の役目をし体を支え、移動中にもこの胸ビレを使っています。脱皮をするらしく、その繰り返しにより体色を変えるとも言われており、カラーバリエーションも豊富で、赤、黄、白、ピンク、そして茶色から緑に近い個体まで様々な体色が知られています。今回のはアイボリーのような薄黄色の個体でしたが、最も多いと言われている色です。ほぼ単体でいることが多いらしく今回も単体で発見!稀にペアでいますがその場合、体色がそれぞれ違うことが多いです。片方は地味なのに、もう片方は目立つ色をしていて、目立ちたくないのか目立ちたいのか・・・(笑)。 小型種ですが細くて小さな魚は食べてしまいます。目や顔つきが可愛い為、今では観賞用としても人気があり購入すると¥10000以上だとか・・・。是非、可愛い魚なのでいなくならない内に見てくださいね!』
log070112 (1)_R.jpg
※顔アップ写真!/PhotoBy 城戸典子様
【過去に延岡で見つかったハダカハオコゼ】
nobeoka150013_R.jpg nobeoka150014_R.jpg
※フラワーガーデンNo.2にて/PhotoBy 甲斐久志様
チビちゃんもいました!
nobeoka100011_R.jpg
※沖の小島にて/PhotoBy 岩切大晋様
【’07.1 パラオにいたペア】
PALAU'07 (135)_R.jpg PALAU'07 (137)_R.jpg
※黒とピンクの個体が同じ根にいました。
今現在(2/1)、ハダカハオコゼは見つかった場所に変わらずいますよ。ただサンゴの下の分かりにくい場所に隠れていますので、見たい方は当店スタッフにリクエストしてください!