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ホウボウ!

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■生物名: ホウボウ(ホウボウ科)
■発見した日: 2008年4月18日(金)
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神(砂地)
■水中写真撮影者: 水崎 広孝様
■撮影機材: SEA&SEA 8000Gセット 
■よく出現するポイント: 天神、パーランド前など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!通常は羽根を広げていないし、埋もれているように動かないので地味!・・・ですが、ダイバーが近づくと威嚇の為に胸ビレを広げるので水底からあまり離れず泳いだ方が発見しやすい。
■生物に関するうんちく: 『砂地にいる底生魚「ホウボウ」を日中、しかも天神で発見!このホウボウは長くキレイな胸ビレを持ち、同種のセミホウボウは延岡のダイビングポイントでよく見かけても、この「ホウボウ」はなかなか遭えないレア物といえます。生息深度がやや深場だそうで、よく延岡の地元漁師が底引き網漁をする際は頻繁に捕獲されている生物ですから、ダイビング中で見ることが出来るのは本当に稀。そのホウボウが天神の砂地で・・・。通常はとても地味ですが羽根を広げるととってもキレイな魚です。長い羽根を広げるのは威嚇の時!広げた羽根はキレイなグリーンに淵や模様がブルー!ただ背ビレ棘が強いので触らないように注意してくださいね。産卵期は夏で、体の下にある足のような胸鰭遊離条で歩行しながら、底生性のエビやカニ類・シャコ類・小魚を探し、食べているそうです。かなり歩く姿が面白いです。’06年には、ナイトダイブのときに発見し、それ以降、いっとき天神のプール内にいてくれたのですが、今回は口先辺りの砂地・・・。なかなか再び見る、と言うことが出来るかがわかりませんが、今の時期が一番可能性があると思いますので、ホウボウ探しにチャレンジするのもいいかもしれません。
PS:このホウボウ、伊豆などでは時々出没するようですが、逆にセミホウボウは珍しいと聞きます。所変われば品変わる!・・・といったところでしょうかね(^−)−★。』