宮崎でダイビングを楽しむなら延岡マリンサービス

細島海上保安署と合同訓練2015後記!

2015-01-19  (57) (680x510)

【海保との避難訓練の様子はこちら!】








▲うちのボートにも海上保安官1名が乗り込み、目の前には巡視艇がいる状態で母船とやり取りをします。

今回、ダイバーを実際に潜らせて、本番での様々なシナリオに合わせてのデータ取りもしてみました。
自分たちは、スタッフはもちろん興味あるゲストダイバーさん計9名で、通常通りで試したながら、次のような訓練を実施しました。
①島浦の宇治港近くでダイビング
②津波警報を聞き、潜ってるダイバーにリコール
③参加者全員が乗船した事を確認し、避難区域へ移動
④避難後、待機
⑤安全を確認し、浦城港に戻る途中に漂流者を発見し、自社ボートに収容する
⑥海保に連絡して、CPR・AEDにて蘇生を施しながら、浦城港に待機している救急車に引き渡す。

結果として、

①島浦の南側エリアでは、避難警報がまともに聞こえない
②今日のダイバー人数でリコールから7分弱で回収した
③避難区域まで、うちのボートで約6分で到着
④避難区域から浦城港まで、全速力で約10分で到着する
※コンディション的には、北風が強く風波があったので、上陸して高台に逃げるより、ダイビング中なら沖へ逃げる方が賢明かもしれないとの、一つの避難対策ができました。
この避難訓練には、浦城や島浦周辺の漁師船やフェリーを含む20槽(約70名)が参加し、県北初の試みとあってメディアもかなり来てましたが、実際にやってみて良かったと思えるほど、机上ではなく実際に分かることが沢山ありました。

これからも「安全第一」をモットーに、多くのダイバーさんに海での感動体験を提供し続けようと実感する素晴らしい訓練となりました。
細島海上保安署や延岡消防署を始め、参加された多くの皆様、本当にお疲れ様でした!

日  時 2015年01月19日(月曜)

場  所 島浦島

参加人数 延岡マリンサービス9名+細島海上保安署+延岡消防署+α

内  容

2015-01-19  (57) (680x510)
◆1月19日は宮崎県北初となる海上保安署との合同訓練でした。
これは、東日本大震災を受けて、今後起こり得る日向灘沖の大地震、震度6を想定した避難訓練で、地元2漁協、延岡消防署、フェリー会社、各漁師、そして延岡マリンサービスが参加しました。
私達は実際に島浦島周辺でボートダイビングをしているところから始まり、実際に避難用サイレンや島内放送などによって周囲に知らせ、避難水域まで実際にフェリーを含む各船も避難をするという本格的な訓練です。
ダイバーはダイビング中に起こった場合に備え、ボートから水中にいるダイバーにリコールを掛けてエキジットさせ、避難水域までどれくらいの時間が掛かるのか?
また、漂流者が出た場合のうちのルンバルンバ2号に引き揚げ、浦城港まで搬送し、救急隊に手渡すまでの時間も計測してみました。