宮崎でダイビングを楽しむなら延岡マリンサービス

日本サンゴ礁学会シンポジウムで登壇!

日  時 2024年12月01日(日曜)

場  所 宮崎市民

参加人数 計82名

内  容

 日本サンゴ礁学会 第27回宮崎大会♪


◆先日告知させてもらいましたが、11月28日~12月1日まで「日本サンゴ礁学会第27回宮崎大会」が開催され、宮崎観光ホテルにて行われた懇親会にもご招待を受け、前泊し参加してきました。
宮崎大学の深見先生の頼みという事もあり、断れず日曜日というのに仕事せず、他のスタッフで乗り切ってもらって感謝です!

 

 日本サンゴ礁学会シンポジウムがスタート♪


◆それで、日本サンゴ礁学会宮崎大会の最終日の12月1日(日)に、宮崎市民プラザ(オルブライトホール)にて開催されました公開シンポジウム温帯域サンゴ群集の保全の現状と課題」にて、宮崎県を代表して登壇させて頂きました。
このシンポジウムでは、まずは主催者代表として宮崎大学の深見教授がご挨拶と趣旨説明を行い、シンポジウムがスタート!


 そして各パネリストが順番でプレゼンスタート♪


▲徳島県・山口県・長崎県・高知県・
そして宮崎県の私たちを含む6名パネリストが順番に登壇し、各自がそのエリアで行っているサンゴの保全活動について発表しました。
宮崎からは、自分と同じく「宮崎県スキューバダイビング安全対策協議会」で一緒に頑張っているグリートダイバーズ 福田さんも登壇し、二人で宮崎県の北と南のそれぞれの海中世界とサンゴ保全の取組みをアピールしてきました。

 

 いよいよ、私の番が回ってきました♪



▲写真はシンポジウムに参加してくれていたNMSメンバーSさんプラスαに頂きました。ありがとうございますm(__)m

今回私は、①延岡マリンサービスが延岡で長年続けているボランティアダイバーを集めてのビーチクリーンや海底清掃について、②サンゴ保全に繋げる啓蒙活動について、③島浦島の島民と行っている「島野浦サンゴ礁保全会」でも保全活動について、④延岡の海中世界についてを中心にお話させてもらいました。
後に、深見教授からに「学会員から評判も非常に良いものでした!」とか「各パネラーの話が初めて聞く話ばかりで為になった!」とフィードバックがありました。
ちゃんとミッションコンプリート出来てホッとしております。

今回このシンポジウムを通して、サンゴ礁とサンゴ群集の違いを始めサンゴについての話や各地でご活躍している方々の取り組み大変勉強になりましたし、本当に刺激をもらいました。
でも各パネラ―の持ち時間は20分と聞いていましたが、各パネラーは思いが強すぎることもあり、時間内にプレゼンが終わったのは自分ともう一人の方でした。(笑)
学会と聞くとかなりお堅いイメージですが、深見教授のキャラクターとご配慮で少し気楽なシンポジウムになって良かったです。(笑)

 

 

 シンポジウム終了後は・・・


▲一緒に登壇したグリートダイバーズの福田さんと、会場近くの「一平寿司」さんで寿司ランチ
ここは宮崎名物のひとつ「レタス巻き」の発祥のお寿司屋さんなので、やっぱりお決まりのこのセットに!笑
頑張った自分たちへのご褒美です。笑

 

 

 嬉しいことに延岡の海に潜りに来てくれました♪


◆このシンポジウムをきっかけに、日本サンゴ礁学会の関係者で全国各地でミドリイシサンゴを研究・調査されている方や、海外や石垣島で潜られているガイドさんを始め、5名の方々が延岡にも潜りにきてくれました!
そこで教えてもらったり、初めて知ったのが、
延岡のサンゴたちは石垣島で潜っているガイドでも感動してもらえるサンゴ群だということ
これまで長年見てきた、オアシスや沖の小島などにあるあの大きなテーブルサンゴが「タイハイミドリイシ」という名前だったということ
そのタイハイミドリイシは延岡に多く生息しているが、実は熱帯域には生息していないということ
そして延岡に生息しているタイハイミドリイシの中で最もデカいのは3.4mあり、もしや国内最大級可能性があるということ
などを知ることができました。
これは私達にとって、大変嬉しい情報ですし、今後宮崎大学を中心に調査をして頂く話になっていますので、また朗報を皆様にお届けできるのでは?と期待しております。



▲これがタイハイミドリイシです。
オアシスNo.1の一番大きいのをメジャーで測ったら、直径3m40cmありました。
これら3m以上の大きさがそうないらしく、柏島にある個体などと同等っぽく、国内最大級だとか・・・
NMSメンバーさんや延岡リピーターさんは、過去に沖の小島やオアシスNo.1などに潜った際にきっと見ているはずです。

 

 

 最後に・・・

◆第27回宮崎大会の実行委員長の深見教授を始め、実行委員の安田先生や宮崎大学に皆さま、シンポジウムで登壇されたパネラーの皆様、参加された応援団の皆様、本当にありがとうございました!お疲れ様でした。

このシンポジウムのお話を頂いたことがきっかけで、日本サンゴ礁学会の研究者の方に宮崎県を含む温帯域のサンゴについて、少しでも興味を持ってもらい、今後の発展に役立てば幸いです。
これからも私達延岡マリンサービスは、故郷のサンゴや海中世界を守り続けます。p(^^)q

報告者


スタッフ勝栄