宮崎大学との合同サンゴ調査 後記！

日　　時 2024年03月06日（水曜）

場　　所 天神ビーチ（延岡）

参加人数 ２名

内　　容

　宮崎大学とサンゴ類の種組成調査

３月５日（サンゴの日）にできなかった宮崎大学と合同のサンゴ調査を行いました。
ウネリがまだ残っていたのと、北風が強すぎたのでボートダイブはやめて、今回は天神ビーチで調査です。

サンゴ博士の深見先生と一緒に潜り、天神ビーチにある「オオナガレハナサンゴ」の群生地を見せたら、他のエリアにはなかなかないサンゴなのと、ここまで大きい個体はあまり見たことないとのこと。
こんなに狭い範囲なのに貴重なサンゴがあったり、県内初記録のサンゴもあったと喜んでくれました。
今後も頑張って調査を続けて参ります。

そして、たった今宮崎大学の深見先生より、昨日の宮崎大学との「サンゴ類種組成調査」の結果報告が送られてきました。↓↓↓

《深見先生の調査結果》
「本調査地点では水深2～7mの狭い範囲にも関わらず13科24属32種もの種が確認できた。
特に、非常に珍しい50㎝を超える大きなオオナガレハナサンゴ（絶滅危惧種Ⅱ類）が4群体（全体では6群体）も確認された。
さらに、水深約5mのところに約5～10m四方のエダミドリイシ（絶滅危惧種Ⅱ類）の小群集がパッチ状に発見できた。バラバラになっている群体が多く、総群体数は正確には数え切れなかったもののまばらに約20群体を確認できた。
また、ニホンアワサンゴ（準絶滅危惧） 1群体を発見でき、宮崎県内での初記録となった。」
だそうです。
調査は天神ビーチのエントリーエリアから魚礁手前までの狭い範囲でのみ行ったのですが、貴重なサンゴも見つかるし、専門家が楽しいと思える天神ビーチを誇らしく思えます。
今後も調査を続けて参ります。
深見先生、ウネリと濁りの中、本当にお疲れ様でした。
※写真提供：深見准教授 2024.3.6 宮崎県延岡市浦城町「天神ビーチ」にて撮影

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報告者

スタッフ勝栄