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串間沖レイシ貝駆除ダイブ 後記!

日  時 2017年11月16日(木曜)

場  所 宮崎県串間市沖

参加人数 安対協メンバー+宮崎大学+行政+テレビ宮崎 計18名

内  容

宮崎県スキューバダイビング安全対策協議会 サンゴを守るプロジェクト2017

◆11月16日(水)に、毎年恒例の宮崎県スキューバダイビング安全対策協議会主催の宮崎県南部エリア串間&南郷のサンゴを守るプロジェクトに、延岡からお手伝いしに行ってきました。

串間沖には、九州最大のミドリイシサンゴ大群生地があるのですが辺り一面サンゴだらけ!

バディごとに分かれて、駆除作業スタート!

◆サンゴが白化しているところを探していきます。
白化している場所はオニヒトデやヒメシロレイシガイの食害を受けている可能性が高いです。
今回も探していると、あちこちで白化したサンゴを見つけました。

サンゴの周辺をみると、もうハンパない数のヒメシロレイシガイが隠れていて、サンゴを食べ荒らしていました。

作業しやすいように、サンゴの白化したところ周辺を割ってどけてみると、こんな感じに!
パチンコ玉のようにジャラジャラ出てきて、キリがありません。

これをピンセットや手で駆除していくのですが、終わりが見えないくらい、中から奥からジャラジャラと止めどなく出てくるので、場所移動せずに各自が定位置で作業を行ってた感じです。
これがパチンコ玉ならいいのになぁ~と思いながら根気良く駆除していくのですが、ダイソンの掃除機で一気に吸い込んでやりたいくらいです。

駆除した結果は?

◆寒波襲来の中みんなで力を合わせて頑張った結果、2ダイブで計20キロ以上を駆除することができました!!
ちなみに、写真は1ダイブ目の駆除した分です。
この様子は「MRT」が取材に来ており、後日放送されました。

また、もちろん鬼さんもいましたが、2ダイブで計2匹だったので、オニヒトデに関してはようやく終息した感じですね!

また、白化したサンゴ内をよく調べてみると、レイシ貝の卵がビッシリ!
正直、気持ち悪いくらい産みつけていますので、その数はハンパないです。
これはサンゴごと回収しないと駆除できないので、オニヒトデより性質が悪いです。
終息するまでには気が遠くなる戦いなのかもしれませんが、みんなで根気良く駆除を続けて参ります。

おまけ・・・

◆なんと!串間の港内に約1年前からアザラシが住み着いていると聞き、帰る前見に行ってきました。
そしたら、ちゃんと顔をひょこっと出してくれました♪
スマホで撮影しているので、ブイにしか見えないかもしれませんが、真ん中に浮いているのがそうです。(笑)

最後に・・・

◆安対協の皆さん、宮崎大学の皆さん、MRTの皆さん、本当に寒い中お疲れ様でした!
自分は1日しか参加できませんでしたが、お役に立てて良かったです。
また次回も参加出来る日は応援に行きますので、みんなでしっかり宮崎の宝物を待っていきましょう!

報告者


スタッフ勝栄