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エンリッチド・エア・ダイビング!

ついにエンリッチド・エア・ダイビングが九州上陸!
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◆国内のダイビングではあまりメジャーにはなっていませんが、世界でみるとPADIでのSPコースで「NO.1」にもなっているほど大人気の「エンリッチド・エア・ダイビング」!
この度、私勝栄がエンリッチド・エアのSPインストラクター資格を取得し、また延岡マリンでも様々な弊害をクリアし、いよいよこの画期的なエンリッチド・エア・ダイビングが延岡でも出来るようになりました!
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【エンリッチド・エア】とは?
A:いくらかの酸素を追加した空気の事です。
つまり、普段皆さんが生活している大気中に含まれる酸素21%に1%でも多く足された空気をエンリッチド・エアと言います。一般的には32%や36%でのダイビングが多い為、略語でEANx32(NOAAナイトロックスⅠ) EANx36(NOAAナイトロックスⅡ)とも呼ばれます。結果これらは私達リクリエーションダイビングでの呼び名になっている訳です。目印は黄色と緑の帯に書いてあるステッカーを目にする事になります。 PADIエンリッチド・エア・ダイバー・コースでは、最高40%までの酸素を含む空気でダイビングが出来る様になります。
【ナイトロックス】とは? 
A:酸素と窒素の混合ガス全てを言います。
つまり、大気中の空気もナイトロックスと言う事が出来ます。皆さんは既にナイトロックスガスを何十年も吸っていたのです!結果、エンリッチド・エアとナイトロックスは同じ意味あいです。
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◆ダイビング時に通常の空気よりも酸素パーセンテージを高くすることにより、減圧不要限界を延長し空気に比べて非常に長い時間水中世界を楽しめます。 酸素パーセンテージが空気より高いということは窒素が少ないということを意味していますので、「減圧症や窒素酔い」のリスクをグンと軽減できるだけでなく、ダイビングを楽しみながら活性ガスの酸素を体内に多く取り入れ脳や筋肉も活性!ただでさえ海辺はマイナスイオンたっぷりで、しかも水や水中生物によるセラピー効果も絶大でストレス解消にピッタリとか言われるダイビングで、さらにより安全、より体に優しいエアを吸いながら海中を楽しめるのって「贅沢」とも言えるのではないでしょうか・・・。
もちろん他にも酸素を追加する事によって身体にやさしい様々な利点が増えます。
例えば、水中で「普段より疲れない!」「ものがはっきり見える!」「寒さを感じない!」「呼吸が楽!」等のメリットがあります。例えば水中写真に興味がある方ならば「目的の生物をより長くジックリ撮影できる!」「真冬の海でも頭はすっきりしていて、マクロ生物の撮影もピントはバッチリ!」と言う、鬼に金棒的なエアなのです。
全ての方に優しく安全にダイビング出来て、ご年配ダイバーやフォト派やベテランダイバーさんには特に画期的で「痒いところに手が届く!」と言ったところです。v(^^)v
【判り易く減圧不要限界で比較!】
例)18mと22mでの通常の空気酸素21%と比較した32%と36%の場合での減圧不要限界!
★深さ 18m ■一般の空気 ■EANX 32% ■EANX 36%
            56分  →  95分   →  125分
★深さ 22m     37分  →  60分    →  70分  ここまで違う!!
上記のように、今まで島毛の「沖の瀬」や「灯台下」、そして「紅華の根」などの深場ポイントでは、正直エアは残っていてもコンピューターが指し示す「減圧不要限界」が少ない為にゆっくりじっくり生物を探すというダイビング出来ませんでしたが、このエンリッチド・エアを使用すればより長く、より安全に楽しむことが可能になりますよ!中・上級のマリンメンバーの皆様にも納得させるのでは??
【こんなダイバーに特におススメ!】
■疲れやすいビギナーダイバー!
■へルシー志向のダイバー!
■フォト派ダイバー!
■ビデオ派ダイバー!
■島毛大好きダイバー!
■より長く潜りたいベテランダイバー!
■ご年配ダイバー!
■たくさん潜るプロフェッショナルダイバー!
※上記以外にも本当に様々な方にメリットがあります。
【エンリッチド・エア(ナイトロックス)資格について】
◆エンリッチド・エア・ダイビングを行うには資格が必要です。取扱いには以下のような注意点があります。
■酸素パーセンテージが上がれば減圧症や窒素酔いのリスクは軽減できますが誤解も招きます。それは『深く潜れる?』です。ある一定の深度で時間を延長できるのは良い事ですが深度下(深場)に行くと(CNS酸素中毒)にかかる可能性が出てきます。その為には酸素露出限界を理解する事が大事になります。リクリエーションダイビング深度では、比較的問題にはなりません。
■40%以上の酸素分圧が高い混合ガスを使用する場合、一部の物質が燃焼したり酸化作用で器材が劣化の可能性を早める原因になります。40%未満での混合ガスを使用する。またエンリッチド・エア用OH(オーバーホール)をしてこの問題を解決しなければなりません!また最大60%まで酸素分圧が上がる器材(セミクローズド・サーキット・リブリーザー)など使用する場合はエンリッチド・エアの事を理解したうえで取り扱いと知識が改めて資格が必要になります。
【エンリッチド・エアSPコース 】
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■料金: ¥15,000(税込)(教材費別)
■参加条件 : オープンウォーターダイバー以上
■コース内容 : 学科(講習・エグザム・実習練習)
■必要教材:  マニュアル・スレート3種・RDP(通常ダイブプラナー)
■必要器材 : OH済みのレギュレーターセット&通常器材・ナイトロックス対応DC(レンタル有)
※エンリッチド・エアSPコース取得後は、タンクのレンタル代やファンダイブ料金は今まで通りの料金で提供いたします。
【エンリッチド・エア(ナイトロックス)用器材】
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◆通常のエアのタンクとエンリッチド・エアのタンクを間違わないようにする事が重要です。その為、エンリッチド・エアのタンクには黄色と緑で帯状の明確なマークをつけます。内容表示ステッカーは酸素割合(%)やそのガスの最大深度、それを今回誰が使用するかなどの表示をして間違えないようにします。
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◆エンリッチド・エアでのダイビングは空気換算深度(空気にあてはめるスレート)とRDP(通常のスレート)を使ってダイビングします。
特定の混合比(32%、36%)のエンリッチド・エアは専用のスレートが使えます。
使い方は通常のダイビングと同じです。
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◆アナライザーとは、いたって簡単に使用できる酸素割合の分析器材です。今後は、タンク内の酸素割合によって、好きな深度と時間を設定して楽しめる事になります。
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◆ナイトロックス対応のDC(ダイブコンピューター)が必要です。今お使いのDCがナイトロックス対応であればもちろんそのまま使えます。※レンタルも可能です。
【エンリッチド・エア用オーバーホール(OH)】
■内容: ①酸素耐性の潤滑油(グリスアップ)
      ②メーカー指定Oリング&パーツ確認及び交換
■工賃: 一般 /¥12,600(税込)+パーツ代
      メンバー/ 通常通り¥¥9,450(税込)+パーツ代
■お預かり期間: 10〜14日間 (シーズンにより異なります)
※一度エンリッチド・エア用OHを済ませてエンリッチド・エア・ダイビング後通常エアを使用される事は問題ありませんがエア・ダイビング使用後改めてエンリッチド・エア・ダイビングされる場合は基本的にエンリッチド用OHをお奨めします(ただし、アルミ・チタン製のレギュレーターのエンリッチド・エアーOHは不可)。詳しくは担当:勝栄にご相談下さい。
◆このエンリッチド・エアを使用した「エンリッチド・エア・ダイビング」及び「エンリッチド・エアSPコース」の延岡での開催は7月中旬以降スタートを予定しております。
尚、エンリッチド・エアSPコース取得後は、タンクのレンタル代やファンダイブ料金は今まで通りの料金で提供いたしますので、是非資格整備をして頂き、1ステップ上の快適なダイビングを楽しんでください。
今夏にはトイレ&キャビン付きのマリン所有の新船が就航しますので、さらにボートダイブの行動範囲が広くなりますので、皆さん楽しみにしててくださいね!
※「エンリッチド・エア・ダイビング」及び「エンリッチド・エアSPコース」の詳細は担当:勝栄まで!


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