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アライソコケギンポ

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■生物名: アライソコケギンポ(コケギンポ科) 
■発見した日: 2006年1月2日(月) 
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神「魚礁周辺」
■水中写真撮影者: 河野貴幸様
■撮影機材: デジカメ
■よく出現するポイント: 天神・パラダイスガーデン
■探し方のコツ: サンゴ礁や岩礁域の転石やサンゴ瓦礫の小さな岩穴を探す。小指の爪ほどの大きさなので偶然見つけることが多いが、ウミウシやマクロ生物を探す際、横に動く物体がアライソ君かも・・・。黄色や赤色など派手な色彩の個体もいるので似ている色を見かけたら要チェック!
■生物に関するうんちく: 『海中には小さなアイドルがいっぱいいます。その中でも人気者のひとつがこの「アライソコケギンポ」!同種にコケギンポやトウシマコケギンポなどがいるが背びれの黒点やマツ毛のような長くフサフサした皮弁が特徴。海中でみるアライソ君は岩穴から頭部だけを出して周辺をキョロキョロと見渡していて、目がキョロキョロ動き、愛らしい顔と動きが実に可愛らしい魚です。時折、写真のように「あくび」のような仕草をするのですが、またこれが可愛らしいですよ。でも縄張り意識が強く、同種が近づくと巣穴をめぐっての喧嘩が始まり、体をせり出し大口を開けたりして威嚇します。だから鏡などを持って入って鏡を向けると鏡に映った自分の姿を敵と勘違いし、鏡相手に威嚇したりするのでかなり笑えます。一年中逢える魚なのですが居場所を見つけるのは偶然の時が多いです。でも自分の体にピッタリあったお気に入りの巣穴が見つかると、かなり長い期間同じ穴に生息しますのでマクロ系の被写体としても充分狙えます。また同じ岩にこのアライソ君たち数匹で暮らしていることもあり、団地のように数匹が一緒に顔を出している光景もまた笑えます。体色は通常茶色や斑色の個体が多いのですが、中には色彩が黄色や赤色など派手な個体や黒に水玉模様の個体などもいる。過去の経験では始めは地味だった体色が婚姻色なのか黄色や赤色に変化した個体を見たこともあるので、見つけているアライソ君がいたら、潜る度にチェックしてみてね。』


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