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アカホシカクレエビ

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■生物名: アカホシカクレエビ(テナガエビ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁&第一テトラ)
■発見した日: 2006/10/11
■発見者: STAFF真由美
■水中写真撮影者: 斎藤眞人様
■撮影機材: 一眼レフカメラ+ハウジング
■よく出現するポイント: 船隠し、オアシス、コーラルボミー、島毛
■探し方のコツ: ウデナガウンバチやフトウデイソギンチャクと相性が良いらしく、このイソギンチャクを探すと一緒に共生しているのを見つける可能性大です。
■生物に関するうんちく: 『海中の人気者は魚たちだけでなく、こんな小さなアイドル達がいっぱいいます。このアカホシカクレエビは漁師などには一切知られていないし、見たことさえないはずのエビですが、魚達にとってはとっても貴重な存在なんです。何故ならば魚の体表についた寄生虫や口内の食べかすを掃除してあげるエビなのです。英名で「クリーナーシュリンプ」と呼ばれているのですが、通常は魚達は小エビや小カニを餌にしているのも多いのにも関わらず、こいつらだけはハタのような大型種からも襲われることなく生きているんですよね。魚達にとっては寄生虫により弱る前にこのエビたちにキレイにしてもらい、それ事態がこのエビたちの食事となるので「持ちつ持たれつの関係」なんです。でも外的がいないわけではないので、毒があり容易に近づけないイソギンチャクと共生をしており、掃除をして欲しい魚達が「お願いします!」とイソギンチャクのそばまで寄ってきて、順番待ちをしながらきれいにしてもらってるんです。延岡にはこのようなクリーナーシュリンプはオドリカクレエビをはじめ数多くいますが、アカホシカクレエビは名のごとく赤点模様があり、簡単に判別できますよ。今現在、クリーニングシーンが頻繁に見られていますので、是非ゆっくり近づいて貴重なシーンを見てくださいね。』
【アカホシカクレエビ2】
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【撮影者】:矢野太洋様
【アカホシカクレエビ3】
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【撮影者】:川俣彰子様