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ギンガメアジ!

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■生物名: ギンガメアジ(アジ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■発見した日: 2007年1月15日(月)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: SeaSea 8000G(デジカメ)+ハウジング
■よく出現するポイント: 成魚は「島毛灯台下」、幼魚は天神、パールランド、沖の小島
■探し方のコツ: 上層近くににいてマダイのような形だけど尾びれがもっとシャープですばしっこい銀色の魚をよく観察!よくみるとエラの上部辺りに明瞭な黒点があり、尾びれの後縁が黒ずんでいればビンゴです。
■生物に関するうんちく: 『俗にいう回遊魚と呼ばれる魚達の中でも人気のギンガメアジ!回遊魚には大きく分けるとアジ科とサバ科がありますが、このギンガメアジはマアジやカンパチなどと同様のアジ科です。この回遊魚たちは海中のアスリートで、常に泳ぎ回っています。でないと死んでしまうからなんです。というのも泳ぎ回っていることで酸素を体内に取り込んでいて、止まると酸欠になっていくんです。海中のクリーニングステーションにて時折掃除をしてもらっているシーンを見かけますが、止まってクリーニングされている間に酸欠で苦しくなってきて黒ずんできている個体がいます。これは酸欠を表してしていると言われます。我慢できなくなると海中を一気に走りまくって酸素を取り入れるのです。また繁殖シーズンになると群れのの中に真っ黒な個体が混じってきます。これはオスを表します。延岡では成魚の群れをなかなかみることが出来ないので、これを見ることが出来ませんがツアー先でチェックしてみてくださいね。「銀色の魚はどれも一緒にみえてしまう・・・」というダイバーさんは多いと思いますが、ギンガメアジの見分け方はアジ科の中で唯一、鰓蓋の情報に明瞭な黒点があり、尾びれの後縁が黒ずんでいたらギンガメアジです。詳しくは魚の見分け方SPコースを受講してくださいね。地元で見れるのが嬉しいですよね。延岡ではこの他、ブリ、カスミアジ、シマアジなどもちょこちょこ出現しており、期間限定で秋頃にイトヒキアジやロウニンアジなどの南方系の回遊魚にも会えるチャンスがありますからチェックしてみてくださいね。PS:今度3月にはこの期間のみ浅場に上がってくるギンガメアジの大群を見に沖永良部島へ行きます。毎回海外かと思うほどの魚群にビックリしますよ。ギンガメアジの群れを狙うならこの時季の沖永良部がお勧めです。』
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※今回は5匹の若魚たちが気持ち良さそうに泳いでました!
【ツアー先では・・・】
沖永良部島やパラオなどのツアー先では、体長40〜50cmの成魚が何百〜何千匹の大群で現れます。これだけの群れになるとマジに凄いです。本当に圧巻です!是非今年はこの群れに囲まれて見ませんか?
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※’07正月パラオツアーにて


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