SCENES 1977
宮崎県唯一のPADI5スターIDリゾート
延岡の海を知り尽くしたパイオニアショップ
SCENES 1977 宮崎県唯一のPADI5スターIDリゾート
延岡の海を知り尽くしたパイオニアショップ
日 時 2023年08月01日〜03日
場 所 宮崎県「高千穂峡」
内 容
レッドブル「クリフダイブワールドシリーズ2023高千穂大会」
クリフダイブとは崖などから高飛び込みする事、そのクリフダイブの世界大会が地元高千穂峡で開催されました。
国内での世界大会は2回目で、国内大会第1回目は和歌山県白浜で開催され、7年ぶりに宮崎で開催される事となり、私たち延岡マリンサービスに依頼が来ました。
大会当日だけでなく、計画段階より水深調査や流木撤去、報告書作成、会議、そして大会中のセーフティダイバー及びアイテムの段取りなどなど、色々と携わらせてもらいました。
そして、今回のセーフティダイバーとして、高千穂峡大会を縁の下の力持ちで支えた7名です。
大会を振り返ると、世界各国よりクレージーな選手が集まり、真名井の滝上からと御橋に設置した飛び込み台(男子は27m・女子は21m)から人間とは思えない技を披露しながら飛び込み、点数を競います。
私達は選手が万が一の事があった時のセーフティダイバーとしての役割がミッション!大会前日の公式練習から本大会中の3日間は、セーフティダイバー4名体制で水面待機し、各選手が飛び込む度に選手とコミュニケーションを取りながらこだわりの場所にスタンバイして、各選手の安全を確保する役割を担いました。
あんな高いところがから選手達が技を決めながら飛び込む姿はやはり感動しました。
そこで沢山質問されたのが、我々が何故水面でパシャパシャ(スプラッシュ)とやっていたのか?
コレは、選手が飛び込む際に目印にする為に着水するまで水を掛けながら待ってました。
そして、着水に合わせ、我々セーフティダイバーは駆け寄り、選手に異常がないかを確認していました。
▲その中で、この写真はお一人の男性選手が練習中にミスダイブにて打ちどころが悪く気絶をし、水中から救い上げた写真です。(※レッドブル関係者に頂いた写真で了解の元,投稿しています)
結果的に、今大会はこの一回のみの事故ですみましたし、この選手も病院へ引き継ぎし検査しましたが問題なくホッとしたところでした。
会場はお祭りのような賑わいを見せておりましたが、選手はもちろん、私達セーフティダイバーやカメラマンらは飛び込む度に集中し、まさに真剣勝負の連続のハンパない緊張感のある現場でした。
連日水温20度と低い中、長く入ってたということではなく、人生においてこんな真剣勝負が続く仕事をすることはそうないので、とてもシビれる現場であり、刺激的で貴重な体験でした。
レッドブルTVなどの配信した映像などを見ると、改めてこの大会により高千穂の素晴らしさが世界に通用することを実感しましたし、その高千穂の次のステージに上がる為の企画にお手伝い出来たことを誇りにおもいます。
レッドブル「クリフダイブワールドシリーズ2023高千穂大会」の様子はこちらから見れます。↓↓↓↓↓
https://www.redbull.com/jp-ja/live/red-bull-cliff-diving-world-series-2023-takachiho-japan
最後に、改めて一緒に頑張ってくれたスタッフの皆様、レッドブルの皆様、関係者の皆様、高千穂町の皆様、自分たちがレッドブルに関わり続けている間「MRT主催 海と日本プロジェクトin宮崎」をお手伝いしてもらったスタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
そして、心から感謝♪ ありがとうございました。
報告者