ﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞﾛｸﾞ・２０１２年１０月３０日(火)

◆ポイント： ボート①野坂②オアシスＮｏ．１
◆情報提供者： ＳＴＡＦＦ勝栄・ポロ
◆天気： 晴れ／最高気温： ２４℃
◆水温： ２４℃
◆透明度： ボート １３～１０ｍ
◆風の状態： 西の風／風の強さ： やや強い
◆海況： Ｇｏｏｄ！／海流： なし
◆エンリッチドエア使用： なし
◆活動内容： サンゴ補修ダイブ４名　計７名
◆写真提供： ＳＴＡＦＦ勝栄

★《ボート》日本一のオオスリバチサンゴを守るために保護活動！★
◆本日は島野浦サンゴ礁保全会と一緒に、島浦島にある「オオスリバチサンゴ大群生」を保護するための活動をしてきました。今回は、昨年相次ぐ大型台風によりかなりダメージを受けたオオスリバチサンゴ群が、これ以上壊れないように写真のごとく土嚢で支えをつけました。　延岡にある日本一のオオスリバチサンゴ群は、世界的にみてもこんなに大きな個体が無い上、バラのような大輪の華の形をしていること・・・ということも、世界でも類を見ないとのことですが、これほど大きくなったからこそ、ここにきて葉落ちするように輪郭部から落ちていっています。　この現象を作っている大きな原因が異常に増えているガンガゼ（ウニ）の仕業というのが、今日判明しました。　このガンガゼはウニをとかしていって、今後の骨格を薄くしているのだとか・・・。だから今後はまずガンガゼを駆除する作業をやって、その後にこの補修作業を続けます。　結果的に数年後にこの土嚢をサンゴ自体が覆って行けば、土嚢は見えなくなり土台がしっかりするのでこれ以上は破壊が進みません。　今回も宮崎大学のサンゴ博士こと深見先生にご同行頂き、専門的なアドバイスをもらいながら進めていますが、頑張ったお陰で少しはめどが立ちました。正直、危機的状態では？と心配してただけに、少しは安心。　この様子は、宮崎放送（ＭＲＴ）にて今後放送されますが、マリンＨＰ内のＮＥＷＳでも詳細をご紹介いたしますので覗いてください。　　担当スタッフ：勝栄