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2008年05月18日

ヌノサラシ


■生物名: ヌノサラシ(ヌノサラシ科)
■体長: 約8cm
■発見したポイント: 島浦島・船隠し
■発見した日: 2008年5月18日(日)
■発見者:STAFF 真由美 
■水中写真撮影者:河野 聖一郎様
■撮影機材: ニコン D-200
■よく出現するポイント: オアシス・コーラルボミー・沖の小島など
■探し方のコツ: 岩陰やサンゴの根元などを探してみよう!
■生物に関するうんちく: 『相模湾以南の南日本、インド・太平洋域に分布。沿岸浅所の岩礁域やサンゴ礁息に生息します。単独で生活をして、幼魚のときには白い縦縞模様のほかに背鰭の棘部に橙赤色が入っていますが、大きくなるに連れて橙赤色はなくなり、縦縞が増えてきます。
延岡でも時々見れますが、あの黒い体に白い不規則な模様がなんとも印象的ですね(^^)。だいたい見られるのが10cm前後の幼魚や若魚が殆どで、20cm超えるような子はあまり見られません。・・・正面から見る顔のワイルドさを考えると、見るのは可愛いサイズだけでいいような・・・という気もします(^^;)』

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2008年04月28日

タツノハトコ!

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■生物名:タツノハトコ(ヨウジウオ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2008年4月28日(月)
■発見者: 堀内 健太郎様
■水中写真撮影者: 堀内 健太郎様
■撮影機材: 
■よく出現するポイント: レア生物です!現在天神のみ。
■探し方のコツ: 砂地にある小さな海草に絡まって隠れています。
■生物に関するうんちく: 『去年に引き続き、今年も現れてくれました(^^)!かなりのレア生物です。もちろん「タツノオトシゴ」の仲間で、尾っぽを海草などにくるりと巻きつけて擬態しています。正式名称かどうかは定かではないが先日のタツノイトコにそっくりさんで、ほとんど見分けができないくらい・・・。どおりでこんな名前が付くんですね(笑)。よく見ないとわかりませんが、目の上や背中に棘棘があり、それがイトコとの見分け方になります。今回は流されているフクロノリにくっついているのを発見!!今後、この近くに定着してくれるかは分かりませんが、ぜひ探してタツノイトコと区別をしてみてくださいね。』

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2008年04月19日

ちび・セミホウボウ!

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■生物名:セミホウボウ(セミホウボウ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2008年4月19日(土)
■発見者: STAFF 宇和田
■水中写真撮影者: 藤澤 滋昭様
■撮影機材: 
■よく出現するポイント: 天神、高久浜、パラダイスガーデン
■探し方のコツ: 砂地に羽根を閉じた状態で擬態していますので、水底沿いにゆっくり進むと、セミホウボウの方が動いてくれます。
■生物に関するうんちく: 『これから夏の人気生物のひとつのセミホウボウ!羽根のような胸鰭とアンテナのような背ビレを持ち、とてもユニークな魚です。通常は羽根を閉じた状態で砂地に擬態して隠れていますが、外的が近づくと羽根を広げて威嚇します。羽根には目玉のような模様があり、大きな魚に思わせて驚かせる為ともいいます。今回のチビちゃんは羽根を広げても体長10cm程度しかない個体でした(^^)。始めは成魚のマネをして威嚇をしていましたが、ちょっと臆病なのか私たちの視線が痛かったのか、危険を感じたらしく、羽根をたたんでハンググライダーのように一気に駆け抜けようと試みて、何回も私たちの輪から逃げ出ようとしていました。これからは数も増えるし、親子やファミリーなどもみかけます。特に今回のようなチビちゃんがとてもカワイイので是非探してみてくださいね。』

投稿者 nobemari : 11:22 | コメント (0) | トラックバック

でか・カエルアンコウ!

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■生物名: カエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(エントリー口)
■発見した日: 2008年4月19日(土)
■発見者: 森 千秋様
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、野坂、高久浜など
■探し方のコツ: 水底にある海草の根元にいるちょっと黄色がかった海藻色の物体をチェック!これからのシーズンは砂地によく出現しますので、まずエントリー口のこの子でイメージトレーニング・・・?(^^)。
■生物に関するうんちく: 『1本目のエキジットの時に発見!かなりの大きさで手のひらを広げてた大きさよりも大きいので15〜20cm近くありそうな・・・f^^;。カエルアンコウ特有の疑似餌もとっても白く大きく目立っていました。微妙な移動はするのですが動きは鈍く、この付近を気に入ってもいるようで、今のところあまり動かずたたずんでいます。・・・ただカメラを向けると、プイッと視線を避けるように横を向かれて不機嫌そうにゆっくり動いてしまいます。居る場所がエントリー口で浅場ですので、写真を撮るときには、中性浮力などに気をつけましょう。』

投稿者 nobemari : 11:00 | コメント (0) | トラックバック

2008年04月18日

ホウボウ!

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■生物名: ホウボウ(ホウボウ科)
■発見した日: 2008年4月18日(金)
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神(砂地)
■水中写真撮影者: 水崎 広孝様
■撮影機材: SEA&SEA 8000Gセット 
■よく出現するポイント: 天神、パーランド前など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!通常は羽根を広げていないし、埋もれているように動かないので地味!・・・ですが、ダイバーが近づくと威嚇の為に胸ビレを広げるので水底からあまり離れず泳いだ方が発見しやすい。
■生物に関するうんちく: 『砂地にいる底生魚「ホウボウ」を日中、しかも天神で発見!このホウボウは長くキレイな胸ビレを持ち、同種のセミホウボウは延岡のダイビングポイントでよく見かけても、この「ホウボウ」はなかなか遭えないレア物といえます。生息深度がやや深場だそうで、よく延岡の地元漁師が底引き網漁をする際は頻繁に捕獲されている生物ですから、ダイビング中で見ることが出来るのは本当に稀。そのホウボウが天神の砂地で・・・。通常はとても地味ですが羽根を広げるととってもキレイな魚です。長い羽根を広げるのは威嚇の時!広げた羽根はキレイなグリーンに淵や模様がブルー!ただ背ビレ棘が強いので触らないように注意してくださいね。産卵期は夏で、体の下にある足のような胸鰭遊離条で歩行しながら、底生性のエビやカニ類・シャコ類・小魚を探し、食べているそうです。かなり歩く姿が面白いです。’06年には、ナイトダイブのときに発見し、それ以降、いっとき天神のプール内にいてくれたのですが、今回は口先辺りの砂地・・・。なかなか再び見る、と言うことが出来るかがわかりませんが、今の時期が一番可能性があると思いますので、ホウボウ探しにチャレンジするのもいいかもしれません。
PS:このホウボウ、伊豆などでは時々出没するようですが、逆にセミホウボウは珍しいと聞きます。所変われば品変わる!・・・といったところでしょうかね(^−)−★。』

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2008年04月12日

チビ・カエルアンコウA・B・C・・・

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■発見した日: 2008年4月12日(土)
■発見者: STAFF 勝栄・兒玉・真由美
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)
■探し方のコツ: これからのシーズンは砂地よく出現しますので要チェック!わりと水底で黄色が目立ちますので、黄色の物体や海草の根元を確認してみよう。
■生物に関するうんちく: 『いよいよチビちゃんたちが頻繁に見られるようになって来ました〜(^^)v!。やはり、砂地では黄色がかった個体が多く、よく見つけることが出来ます。ですが、時々、真っ黒や真っ白、オレンジ系や海藻そっくりそのままの色など、多彩ですので、色で覚えるのではなく、形をしっかり頭の中にインプットしてジックリ砂地を探す・・・。特に海藻の根っこや小さな窪みの中を見ながら探すと、案外あっけなく見つけることが出来ると思います。海藻かもしれないけど、なんかちょっと怪しい・・・と思ったら、必ず確認してみましょう(^^)。』

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2008年03月29日

ちび・カエルアンコウのシーズンスタート!

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■発見した日: 2008年3月29日(土)
■発見者: 新名 博様
■水中写真撮影者: 河野 聖一郎様
■撮影機材: 
■よく出現するポイント: 天神(本堀近くのゴロタ)
■探し方のコツ: 今シーズンのチビ・カエルアンコウは初!これから砂地などによく出現してきます(^^)。黄色の発見例が多く、砂地の海藻に寄り添っていることが多いですので、小さい黄色い物体を見たら必ず確認!
■生物に関するうんちく: 『久しぶりに1cmくらいのチビちゃんを見ました(≧▽≦)b!どうみても小石にしか見えないくらいの小ささ!例年よりも姿を現すのは早い感じですし、今回は本堀近くのゴロタで発見。以前、クマドリカエルアンコウもこの周辺で発見されたこともあるので、可能性がないわけではありませんが、データ上「5月上旬くらいから、砂地でチビちゃんを見はじめる」という感じでしたので、今回は嬉しい「想定外」でした。イロカエルアンコウなどのチビちゃんとかの方が、ゴロタで発見されることがありますので、合わせて探してみるのもたのしいかもしれません。』

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2008年02月24日

イロカエルアンコウのチビちゃん!

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■生物名:イロカエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■体長: 約1.5cm
■発見したポイント: 紅華の根
■発見した日: 2008年2月24日(日)
■発見者:太田慶子様 
■水中写真撮影者:中原伸様
■撮影機材: キッスデジ1眼&ハウジング
■よく出現するポイント: 天神・沖の小島・紅華の根・オアシス・秘宝の根など
■探し方のコツ: 水底にあるオレンジや赤色などの物体をとりあえず覗いてみよう!
■生物に関するうんちく: 『今回見つけた赤色のチビちゃんは体長が2cmもない!めっちゃ小さくてめちゃくちゃ可愛いですよ!手の役目をしている胸鰭で一生懸命に体を支えて隠れていました。カエルアンコウの仲間は幼魚の間は、暫く同じ場所周辺にいることが多いので、次回も会える可能性大です。少しずつ成長していく過程も写真を撮りながら観察してみてくださいね。』

投稿者 nobemari : 18:30 | コメント (0) | トラックバック

クダゴンベ!

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■生物名:クダゴンベ(クダゴンベ科)
■体長: 約9cm
■発見したポイント: 紅華の根
■発見した日: 2008年2月24日(日)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:中原伸様
■撮影機材: キッスデジ1眼&ハウジング
■よく出現するポイント: 島毛・沖の瀬No.1、紅華の根のみ
■探し方のコツ: サンゴ礁&岩礁域のヤギ類やトサカ類などのソフトコーラルに隠れているので探してみましょう!
■生物に関するうんちく: 『大人気のクダゴンベが久々に延岡に登場しました!今回発見したのは水深23mの黄色の大きなヤギにいました。しかも体長がかなり大きく写真も撮りやすい個体でしたよ。口がとがっていて、赤茶色の格子模様がとても可愛い魚です。わざわざ海外や沖縄へ行かなくともみれるなんてラッキー!とメンバーさんたちも大喜びでした。前回この紅華の根でクダゴンベを見つけたときも同じヤギでしたが、ポイント内には同じような大きなヤギはたくさんあるし、この一番水温が低いときにいるから、今後水温上昇に伴いまだまだ出現する可能性大ですよ。是非早めに写真を撮りにきてね。』

投稿者 nobemari : 18:19 | コメント (0) | トラックバック

2008年02月12日

100匹以上のムレハタタテダイ!

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■生物名:ムレハタタテダイ(チョウチョウウオ科)
■体長: 1匹が約10cm
■発見したポイント: パールランド前
■発見した日: 2008年2月12日(火)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:斎藤様
■撮影機材: Sea&Sea 1G
■よく出現するポイント: 天神・パールランド前・オアシス・沖の小島・岩見礁など
■探し方のコツ: 天神&パールランドは冬季に何故か毎年集まりますので、水深も浅いし数も多いので狙い目!
■生物に関するうんちく: 『ハタタテダイの中でも群れる習性を持つムレハタタテダイ。ダイバーの方から群れるからムレハタタテダイというと思ってた!なんてよく言われますが、別種として存在するんですよね。見分け方は口の長さや腹ビレなどが若干違ってたり、驚いたりして興奮すると黒くなるorならないなどがあるのですが、ジックリ観察しないと正直なかなか見分けがつかいなです。どちらにせよ、今年はパールランドに集中し、軽く100以上も群れているのでモルディブを思わせるほどです。体色もキレイだし人気のムレハタタテダイが、沖縄などのリゾートに行かずに地元でこれだけ群れてくれれば文句なしですよ。特にパールランドは毎年群れますが、水底が白い砂地が広がり、浅いのでかなり南国チックで写真もかなり粘れるので、是非狙ってみてくださいね。』

投稿者 nobemari : 17:19 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月27日

サザナミヤッコ若魚!

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■生物名:サザナミヤッコ(キンチャクダイ科)
■体長: 約12cm
■発見したポイント: 沖の小島
■発見した日: 2008年1月27日(日)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:SUNS ジョン様
■撮影機材: オリンパスデジカメ
■よく出現するポイント: 沖の小島・島毛周辺・紅華の根・ビッグボミー・秘宝の根・高久浜・野菜畑・天神など
■探し方のコツ: 棲家(岩穴)を決め、縄張りを持つ魚なので基本的に同じ場所周辺で見れるので探してみましょう!
■生物に関するうんちく: 『熱帯魚を代表するサザナミヤッコ。幼魚から成長に伴い体の模様や色が変わっていきます。でも実は同じ太平洋内にある小笠原にはタテキンはいるけどサザナミはいないらしい。我々が小笠原に行ったときも見れませんでした。もちろん日本海側にもいないそうです。話によると日本近海では黒潮の影響大きく反映する場所にいる言われていて、だから沖縄近海ではポピュラーだし、延岡でも成魚も幼魚も両方見ることが出来ます。今回見つけたのは若魚クラスでかなり大きかったので、思わず「でかっ!」と言ってしまうほどでした。その他、今現在も天神に二個体いますよ。幼魚から若魚の間は縞々模様で青色がとても鮮やかで綺麗なので是非見てくださいね。』

投稿者 nobemari : 20:46 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月26日

ヘコアユ!

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■生物名:ヘコアユ(ヘコアユ科)
■体長: 約6cm
■発見したポイント: 高久浜
■発見した日: 2008年1月26日(土)
■発見者:ともやん様 
■水中写真撮影者:大分潜水 大門様
■撮影機材: Sea&Sea 8000G
■よく出現するポイント: 沖の小島と天神での目撃例のみ
■探し方のコツ: 延岡で会えるのは偶然。リゾートは少しいる環境が違うので、延岡では発見された場所周辺を探そう!
■生物に関するうんちく: 『逆さに群れでダンスを踊っているように泳ぐユニークなヘコアユ。温暖化の影響なのか、過去を入れて3度目となる発見です。今回ショップツアーでいらっしゃっていたともやんさんが見つけてくれたのですが、単体で大きさは若魚クラス。やや胴長短足的な個体で、私も一瞬「カミソリウオ??」って思えたほどです。通常は下を向いて移動しますが、やばいと感じると水平になって逃げます。かなり面白いですよ。沖縄などではポピュラーですが、延岡ではなかなか会えないお魚ですので、是非延岡でじっくり見てください。』

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2008年01月16日

シマヒメヤマノカミのチビ!

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■生物名:シマヒメヤマノカミ (フサカサゴ科)
■体長: 約4.5cm
■発見したポイント: 天神・魚礁
■発見した日: 2008年1月16日(水)
■発見者:STAFF 兒玉
■水中写真撮影者:STAFF 渡辺
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 天神、パラダイスガーデン、オアシス、沖の小島など
■探し方のコツ: 水底近くを泳ぐと羽根を広げたりするので探しやすい。見つかると暫くいるので、見つけた同じ場所周辺を探すと再会し易いと思います。
■生物に関するうんちく: 『ミノカサゴの仲間でもレアな種類!一見、キリンミノと見間違って素通りしているベテランダイバーも多いかも・・・。でも良く見ると体の縞模様も、背ビレや尾ビレの黒点が並んでいるので違いが分かりますよ。特にこの個体のように小さいのは可愛いですよ。中には黒っぽい個体も居ます。』

投稿者 nobemari : 20:02 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月12日

カミソリウオ!

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■生物名:カミソリウオ (カミソリウオ科)
■体長: 約10cm
■発見したポイント: 天神・口先手前
■発見した日: 2008年1月12日(日)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:中原 伸様
■撮影機材: キャノン・キッスデジタルX
■よく出現するポイント: 天神、高久浜、オアシス、沖の小島など
■探し方のコツ: 水底をユラユラと動く物体を要チェック。秋から冬に掛けて発見例多い!見つかると暫くいるので、見つけた同じ場所周辺を探すと再会し易いと思います。
■生物に関するうんちく: 『昨年から年始に掛けて、カミソリウオが続出しております。天神で先日めっちゃでかいカミソリウオのペア(体長15cm)がいたのですが、その仲良しペアに割り込む為なのか、また新たにこの個体がその近くに現れました。だから暫くは3個体見れてましたよ。最近は邪魔をしたせいか、あの仲良しペアはいなくなりました。動きや形がとてもユニークな魚ですし、撮影し易いので是非狙ってみてね。』

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2008年01月11日

座布団クラスのヒラメ!

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■生物名:ヒラメ (ドーリス科)
■体長: 約90cm
■発見したポイント: 島毛・フラワーガーデンNo.1
■発見した日: 2008年1月11日(土)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:中原 伸様
■撮影機材: キャノン・キッスデジタルX
■よく出現するポイント: 天神、島毛灯台下、フラワーガーデン、紅華の根、コーラルボミー、秘宝の根など
■探し方のコツ: 冬から春にかけて頻繁に見れるので水底を探してみて。
■生物に関するうんちく: 『食用としても大人気のヒラメ。延岡では冬から春に掛けては、各ポイントで体長1mオーバーも過言でないほど超特大サイズの座布団ヒラメが出現します。大きくなる図太くなるのか、我々ダイバーが近づいても逃げる事もなく、触れることさえ出来る時も・・・!今回は1m弱の個体が2個体もいました。ペアかもしれませんね。見つけて皆に教えると、まずビックリし、みんな食べたいとよだれを垂らしてました。逃げる時はまさに「空飛ぶじゅうたん」のようです。是非この時季ならではの大物を探してみて。』

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2008年01月10日

ベニカエルアンコウ!

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■生物名:ベニカエルアンコウ (カエルアンコウ科)
■体長: 約5cm
■発見したポイント: 天神・外堀
■発見した日: 2008年1月10日(木)
■発見者:STAFF 真由美 
■水中写真撮影者:STAFF 渡辺
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、高久浜、コーラルボミー、沖の小島、秘宝の根など
■探し方のコツ: 岩壁の急斜面にいたり、サンゴや海面の周辺にいるので要チェック。見つかると暫くいるので、見つけた時点で同じ場所を探すと再会し易いと思います。
■生物に関するうんちく: 『延岡で見られるカエルアンコウの種類の中で、一番擬態上手です。でも触ったりしなければ暫くは同じ場所に居ることが多いので、再会し易いかも・・・。過去には同じ場所に1年2ヶ月いた個体もいます。このベニはキレイな方ですので写真にいいです。』

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2008年01月09日

ベニカエルアンコウのチビ!

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■生物名:ベニカエルアンコウ (カエルアンコウ科)
■体長: 約2.5cm
■発見したポイント: 天神・外堀
■発見した日: 2008年1月9日(水)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:STAFF 渡辺
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、沖の小島など
■探し方のコツ: 岩壁の急斜面にいたり、サンゴや海面の周辺にいるので要チェック。見つかると暫くいるので、見つけた時点で同じ場所を探すと再会し易いと思います。
■生物に関するうんちく: 『今現在は天神に3個体のベニがいますが、最近このチビがチョコチョコ出没中です。色もきれいだし、ベニとしてはなかなか見れないほど小さいので、めっちゃ可愛いです。他のベニに比べて少し動いているのですが、あまり場所移動はしていないので、同じ場所周辺を探すと良いと思います。』

投稿者 nobemari : 20:34 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月05日

シテンヤッコ!

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■生物名:シテンヤッコ(キンチャクダイ科)
■体長: 約13cm
■発見したポイント: 島毛・フラワーガーデンNo.1
■発見した日: 2008年1月5日(土)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:河野聖一郎様
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 島毛灯台下、沖の瀬、フラワーガーデン、紅華の根、コーラルボミー、秘宝の根、ダブルアーチ、野菜畑など
■探し方のコツ: 潮通しの良いポイントでは頻繁に会えますよ。
■生物に関するうんちく: 『延岡でもポピュラーに見れる熱帯魚のひとつ!頭に黒点が4つあることから、この名前がついています。島毛などでは沖縄のように、一度に数個体見れますが、とても発色の良い黄色の体色が目立ちます。また青色の口紅を塗っているので、よく見るとユニークですよ。沖縄に行かなくても延岡でじっくり見れるので、島毛ダイブなどでねらってみてね。』

投稿者 nobemari : 21:20 | コメント (0) | トラックバック

ツバメウオ!

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■生物名:ツバメウオ (スダレダイ科)
■体長: 約35cm
■発見したポイント: 秘宝の根
■発見した日: 2008年1月5日(土)
■発見者:STAFF 勝栄 
■水中写真撮影者:河野聖一郎様
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 島毛灯台下、パールランド前、パラダイスガーデン、ジャングルジムなど
■探し方のコツ: いるポイントが決まっているので、ツバメウオ狙いのポイントでは周辺を見渡そう。ビーチ・パールランド前では季節は冬が狙い目です。
■生物に関するうんちく: 『下から見た姿が「ツバメ」に似ていることから、この名前がついています。沖縄などでもダイバーに大人気ですが、延岡でもしばしば登場しますよ。今回はたまたま発見しましたが、3個体いました。しばらく観察することができました。是非今年は写真を撮ってみて!』

投稿者 nobemari : 20:43 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月03日

イロカエルアンコウのチビ!

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■生物名:イロカエルアンコウ (カエルアンコウ科)
■体長: 約4cm
■発見したポイント: 天神・魚礁
■発見した日: 2008年1月3日(木)
■発見者:STAFF 兒玉 
■水中写真撮影者:STAFF 渡辺
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 天神、コーラルボミー、沖の小島、秘宝の根など
■探し方のコツ: 海中にある赤・白・オレンジ色など派手な色の物体をとりあえず確認してみる。見つかると暫くいるので、見つけた時点で目印を作っておくと再会し易いと思います。
■生物に関するうんちく: 『めっちゃ可愛いですよー!居なくならないうちに是非撮影して欲しいアイドルのひとつです。昨年末に見つかってから、約2ヶ月近くになります。初めに見つかった時に比べて、体長を大きくなっているし、最近は赤から赤茶色に変色し始めました。この個体は日中でもエスカ(釣竿)を良く伸ばしてルアーを振っていますので、ルーペをもって確認してみてね!』

投稿者 nobemari : 19:42 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月02日

ナンヨウハギ幼魚!

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■生物名:ナンヨウハギ (ニザダイ科)
■体長: 約3cm
■発見したポイント: 島浦島・沖の小島
■発見した日: 2008年1月2日(水)
■発見者:STAFF 真由美 
■水中写真撮影者:STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Sea 8000G
■よく出現するポイント: 延岡では初めて!
■探し方のコツ: エダサンゴの中に隠れています。同じ場所にいます。他のサンゴ内も覗いてみるとまだいるかも!
■生物に関するうんちく: 『ディズニー映画「ニモ」にてドリーとして登場したナンヨウハギ。だいばーでなくても大人気の熱帯魚ですが、昨年末についに延岡にも初登場です。今までは見れなかっただけに、初めて見たときにはスタッフ我々が興奮しました。でも今まで見れなかった熱帯魚が延岡に居たということは、これも海が温暖化している証拠でもありますから複雑ですね。でもまあ、とりあえず今はこの人気生物を地元延岡で見て欲しいです。』

投稿者 nobemari : 21:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月19日

カスリフサカサゴ!

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■生物名: カスリフサカサゴ・幼魚(フサカサゴ科)
■体長: 約2cm
■発見したポイント: 天神(小さなテーブルサンゴの中)
■発見した日: 2007年12月1日(木)
■発見者:STAFF 真由美
■水中写真撮影者:太田 慶子様
■撮影機材: KissDigitalX
■よく出現するポイント: 天神、高久浜など
■探し方のコツ: サンゴ礁域、潮通しの良いリーフ上のヘラジカハナヤサイサンゴの中などによく見られる・・・とありますが、延岡でも比較的浅い深度のテーブルサンゴの中で発見されています。
■生物に関するうんちく: 『「暗褐色の体にやや大きい白色不規則班が散在し、微小の青白点が密布する。沖縄島以南、西武太平洋・インド洋に分布する。全長10cm以下」・・・と、説明されており、沖永良部ツアーで「北限だ」と言われていたカスリフサカサゴ。しか〜し!、天神で発見されてから今日まで、2cm足らずの可愛い姿をダイバーたちに見せてくれています。以前では、やはり浅めの穏やかなポイントの「高久浜」などで発見された事もあり、サンゴの中でジ〜ッとしていますが、ジックリ見ていると、時々あくびをしたりクルッと向きを変えたり、愛くるしい表情を見せてくれますよ〜(^^)。サンゴの中に隠れていますから、小さければ小さいほど見つけにくいですが、インパクトのある色彩をしていますから、サンゴポイントを潜る時は是非挑戦してみてくださいね!。写真を撮る人にとっても、かなり手ごわい相手かもしれませんが、チャレンジする価値アリだと思いますよ!』

投稿者 nobemari : 17:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月03日

セダカギンポ!

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■生物名: セダカギンポ・幼魚(イソギンポ科)
■体長: 約3cm
■発見したポイント: 天神(小さなテーブルサンゴの中)
■発見した日: 2007年11月3日(土・祝)
■発見者:太田 慶子様 
■水中写真撮影者:太田 慶子様
■撮影機材: KissDigitalX
■よく出現するポイント: 天神、沖の小島など
■探し方のコツ: 潮通しの良いサンゴ礁の上や、ハナヤサイサンゴ類の付近に多い・・・とありますが、テーブル状のミドリイシなどの珊瑚の中を探しても見つかる可能性あり。
■生物に関するうんちく: 『紀伊半島以南の太平洋岸、小笠原諸島、琉球列島、インド・西太平洋の熱帯域に分布・・・とあり、延岡でも見れますが、「石垣で見たことはあるけど、延岡でも見れるんだ(@@)!初めて見た!」・・・と言われるように、そんなに頻繁には見れていません。成魚は10cmくらいになるらしいですが、天神にいるのは3cmくらいでとてもキュート!!サンゴの間にいるので、全体像を見ることはなかなか困難ですが、現在住んでいるサンゴが小さいですから、驚かせないように角度を変えながら観察すると、可愛い模様や目がはっきりと見れるときもあります。成長して欲しいかと言われれば、ちょっと複雑ですが、今後も見守って行きたいです(^^)。オアシスや高久浜など、サンゴの多いポイントを潜る時に探してみるのもいいかもしれません。』

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2007年11月05日

カミソリウオ!

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■生物名: カミソリウオ(カミソリウオ科)
■体長: 約10cm
■発見したポイント: 天神(魚礁先の砂地)
■発見した日: 2007年9月9日(日)
■発見者:柳田陽一朗様 
■水中写真撮影者:柳田陽一朗様(写真は沖の小島のペア)
■撮影機材: IXYデジタル
■よく出現するポイント: 天神、沖の小島など
■探し方のコツ: 海底近くで頭をやや下に向け、波の動きに合わせて漂うように泳ぎます。ちぎれた海藻が見えたら実はカミソリウオ・・・ということ多し(^^)。
■生物に関するうんちく: 『今年は9月くらいから、天神でちらほら発見されており、今も見ることが出来ます。雄雌ペアでいることが良くあるそうですが、天神では単体で見つかることが多く、なかなかいい伴侶は見つからないようです。でも、沖の小島で発見されたカミソリウオはペアになっていて、いつも同じところで仲良くユラユラしているのを見ることが出来てます(^^)。茶系のカミソリウオが多く、どうみても枯れ葉か木の枝にしか見えないくらい擬態上手ですが、時々体の向きをクルッと変えるときなどの瞬間を見たときに「やっぱり〜っ(≧▽≦)b」と見破ることが出来、なかなか楽しいです。ゆっくり浮遊している感じですから、近寄り方さえ間違わなければいいモデルさんだと思いますよ(^^)。』

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2007年07月31日

赤色イロカエルアンコウ!

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■生物名: イロカエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■体長: 約5cm
■発見したポイント: 天神(フロート横)
■発見した日: 2007年7月31日(火)
■発見者: STAFF 児玉
■水中写真撮影者: STAFF 児玉
■撮影機材: Sea&Sea DX-8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、秘宝の根など
■探し方のコツ: 擬態上手なので海中の派手な色の物体はとりあえず確認!
■生物に関するうんちく: 『人気のカエルアンコウですが、台風4号後はプール内の黄色の個体がいなくなってしまって残念でしたが、またまたフロート近くに今度は赤色のイロがいました。しかも海草の中にいたので緑と赤のコントラストがとてもキレイでしたよ。体長は5cmくらいで、とてもカワイイ個体でした。これからの人気者になりそうですね。』

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2007年07月28日

サザナミヤッコ幼魚!

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■生物名: サザナミヤッコ幼魚(キンチャクダイ科)
■体長: 約3.5cm
■発見したポイント: 沖の小島
■発見した日: 2007年7月28日(土)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea DX-8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神(鼻先&本堀)、島毛全般、オアシス、パラダイスガーデンなど
■探し方のコツ: 岩の割れ目やサンゴの下などを要チェック!
■生物に関するうんちく: 『熱帯魚を代表するサザナミヤッコ。コレも人気の魚です。タテジマキンチャクダイ同様に、幼魚の時の模様から成長に伴い模様や体色が変わっていきます。そんなユニークな生態も人気の秘密なのでしょうね。タテキンの幼魚とサザナミの幼魚はとても似ていますが、模様が渦巻きになっていないのがサザナミヤッコです。この個体はサンゴの下に隠れているのを見つけましたが、体長は約3.5cm。とてもカワイイ個体でした。これからのシーズンは沖のサンゴポイントなどで、頻繁に出没するので是非探して欲しい魚のひとつです。』

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2007年07月27日

ホシトビウオ幼魚!

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■生物名: ホシトビウオ幼魚(トビウオ科)
■体長: 約4cm
■発見したポイント: 天神(プール内)
■発見した日: 2007年7月26日(木)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea DX-8000Gセット
■よく出現するポイント: 今現在、天神のみ
■探し方のコツ: 台風の後のプール内を要チェック!
■生物に関するうんちく: 『またまた天神にて超激レア生物が出現!約10年ぶりに久々登場した「ホシトビウオの幼魚」!もともと外洋性のトビウオの仲間なので沿岸近くで見れることは稀な上に、さらに幼魚なんて言ったら全国的に見てもなかなかお目にかかっているダイバーは少ないと思います。それほど珍しい出会いです。前回も台風後でした。最近は台風後に「台風後の贈り物」を期待して注意してみていたものの、ハナオコゼはいなかったものの、もっと凄いものを頂いていたようです(笑)。このホシトビウオは透明の体には縞々ラインが入り、前後に4枚の大きな羽根があるので、ベテランダイバーでも感動してしまうほどユニークな姿をしています。また危険を察知すると羽根を使って水面を飛んで逃げます。静かに近づくとジックリ撮影出来るし、水面近くに浮いているので下からあおって撮影すると「魚」とは思えない面白い写真になると思います。この激レア生物を是非狙ってくださいね!』
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2007年07月25日

カンパチyg!

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■生物名: カンパチ幼魚(アジ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁周辺)
■発見した日: 2007年7月25日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea DX-8000Gセット
■よく出現するポイント: 島毛周辺、紅華の根、秘宝の根、沖の小島、福崎の鼻、天神など
■探し方のコツ: 潮通しの良いポイントを狙う。また初夏と秋頃が狙い目!
■生物に関するうんちく: 『カンパチはダイバーからも釣り人からも愛される回遊魚ですね!今年は水温の上がりが一時停止してこともあり、少し遅れての登場です。カンパチは目の所に黄色のラインが入っており、正面から見ると漢字の「八」に見えることからカンパチという説もあります。またこのラインが他の回遊魚との見分け方にもなります。今現在、ビーチでも魚礁周辺の水深2〜5m辺りに頻繁に出没中です。群れはハマチも交じって50〜70匹くらいなのでまあまあですよ。秋頃にはこいつらが更に大きくなって戻ってきますので、成長をみるのも楽しみです。』

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2007年07月11日

ネジリンボウ♂!

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■生物名: ネジリンボウ(ハゼ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁先の砂地)
■発見した日: 2007年7月11日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea DX-8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)、オアシスなど
■探し方のコツ: 巣穴の周辺を姿勢を低くして、ゆっくり近づいて探す。
■生物に関するうんちく: 『延岡では人気のネジンボウがビーチで、しかも水深4〜5mで見れちゃいますよ〜。以前からいるフロート横のネジリンボウとは別に、魚礁先の砂地でまた別のネジリンボウ♂を発見しました。少し大きめで、こいつもかなり近づけますよ。写真のよく見てもらうとわかるのですが、背びれが長い方が♂なんです。まだこの個体はペアにはなっていないようですが、水温が高くなるにしたがって益々活発になりますから、水底から離れてピョんピョん跳ねるように泳ぐペアの姿が見れるかも!乞うご期待・・・。』

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2007年07月08日

ミナミホタテウミヘビ!

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■生物名: ミナミホタテウミヘビ(ウミヘビ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年7月8日(日)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 藤澤滋昭様
■撮影機材: Sonyデジカメセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)、沖の小島、オアシス、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地を探すと顔だけピョコンと飛び出ているので見つけやすい。
■生物に関するうんちく: 『ウミヘビといっても、日中はニョロニョロとあまり動き回らず砂の中に体を埋め、顔だけ出している状態で見つけることが多い。よく見ると上顎に2つの突起があり、それが一見大きな出っ歯のように見えるユニークな顔をしています。体長は役1m以上ありますが、砂に潜る時は尻尾から入っていくんですよね。ちょいとおとぼけ顔のミナミホタテウミヘビ君を見てあげてね。』

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2007年07月07日

ウミテング!

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■生物名: ウミテング(ウミテング科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年7月7日(土)
■発見者: Guest 藤崎様
■水中写真撮影者: 藤崎様
■撮影機材: オリンパス・デジカメセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)、高久浜など
■探し方のコツ: 初夏から秋くらいまでの間に出没回数が多い。擬態しているので水底を這うように移動して探してみる。
■生物に関するうんちく: 『つい日曜日にTV「どうぶつ奇想天外」で柏島での映像で出演していたウミテング!とってもレア生物ですが、延岡の天神ではこれからのシーズンはちょこちょこ出てきますので、是非探してほしいです。今回はペアでした。ペアの場合は大きいほうがメス、小さいほうがオスです。羽根のような胸ビレと天狗の鼻のような吻、腹ビレが変化してできた足があり、とてもユニークな魚です。探している時に同時にセミホウボウやカエルアンコウのチビ達も発見できたりするので、一石三鳥くらいの価値があります。この夏は是非砂地も攻めてみよう!』

投稿者 nobemari : 12:46 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月05日

白色カエルアンコウ!

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■生物名: カエルアンコウ幼魚(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■発見した日: 2007年7月5日(木)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 守屋様
■撮影機材: CASHIO・エクシリム700ZXセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、高久浜など
■探し方のコツ: これからのシーズンは砂地よく出現しますので要チェック!わりと水底で白色や黄色が目立ちますので、ブロックや石、海草の根元を確認してみよう。
■生物に関するうんちく: 『最近、特にチビちゃんが出没中!その中でもこの白色のチビはとっても可愛いですよ。かなりファンを作ってます。先日魚礁にいた白色チビは体長3.5cmくらいでしたが、今日発見の個体は一回り大きくて4〜4.5cmくらい。発見した時は砂地になる窪みに頭を突っ込んでましたよ(笑)。頻繁にカエルアンコウが発見され、多い時は1日8〜9個体くらい見つかってます。是非写真を撮りに来てくださいね。』

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2007年07月03日

サザナミヤッコ!

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■生物名: サザナミヤッコ(キンチャクダイ科)
■発見したポイント: 島毛フラワーガーデンNo.1
■発見した日: 2007年7月3日(火)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 島毛全般、紅華の根、秘宝の根、パラダイスガーデンなど
■探し方のコツ: 目立ちますのですぐ見つかります。岩穴の中に隠れていることもあるので覗いてみて。
■生物に関するうんちく: 『NHK取材の下見ダイブで島毛のフラワーガーデンで見ました。沖縄などでも人気の熱帯魚のひとつですが、延岡にも当たり前のようにいますよ。写真に撮ったコイツ以外にも今日はあと2個体みましたよ。大きくなるとオスは頭が前に出てきます。イメージとしてはナポレオンのような感じです。ヤッコの仲間でもかなり気が強いほうだそうですよ。今現在タテキンの幼魚はたくさん見れていますが、サザナミの幼魚はまだのようですので今後はチビちゃんも探して見ましょうね。』

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2007年06月29日

妊娠中のカエルアンコウ!

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■生物名: カエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(フロート手前)
■発見した日: 2007年6月29日(金)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 守屋様
■撮影機材: CASHIO・エクシリム700ZXセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、野坂、高久浜など
■探し方のコツ: 水底に擬態しているので這うように移動すると黄色や黒、白色の物体を見つけたら要チェック!
■生物に関するうんちく: 『カエルアンコウSP中に見つけた、以前からチョコチョコ姿を現して消すカエルアンコウです。体表にフサフサがいっぱい付いていて、体長は20cmを超えていてます。人間で言えばお相撲さんクラスでしょうね(笑)!今回も良く見かける場所にいたのですが、ここが特にお気に入りなんでしょうね!でもこの時期は海草が多くなっているので、かなり上手に擬態していましたよ。そしてお腹がパンパンで妊娠中のようです。お腹が大きく尻ビレまで大きく膨らんでいたら妊娠中ですが、近くにオスの姿が見えないけど父親は誰なんでしょうね・・・(笑)』

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2007年06月27日

ソウシハギの幼魚!

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■生物名: ソウシハギ(カワハギ科)
■発見したポイント: 安井港内
■発見した日: 2007年6月27日(水)
■発見者: STAFF パパ
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 島毛灯台下、沖の瀬No.1など
■探し方のコツ: 外洋性の潮通しの良いエリアにいる魚なので、特に沖の瀬周辺に潜りに行くときなどは探してみましょう。
■生物に関するうんちく: 『今回島毛ダイブの休憩中に偶然見つけたソウシハギの幼魚!私も初めてみました。今現在港内にはナンヨウツバメウオやカワハギ、イシダイの幼魚などが流れ藻周辺にいっぱいいるんですが、パパさんが「あれ何や!?」と見つけて、変てこな形で泳ぎ方も普通の魚と違うので皆???状態・・・。早速カメラを持ってジックリ観察してみるとソウシハギの幼魚と判明!かなりレア物と呼べますよ。でもちょこちょこ動き回るし、周辺には藻があるので撮りずらく、写真はこの程度です。すいませ〜ん・・・(笑)これからのシーズンは各チビちゃんたちが出回るので、休憩中も色々と探してみてね!』

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2007年06月26日

カエルアンコウ!

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■生物名: カエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(プール中)
■発見した日: 2007年6月26日(火)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 39様
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、野坂、高久浜など
■探し方のコツ: わりと水底で黄色が目立ちますので、プール内の海草の根元やブロックの横にいる黄色の物体を確認してみよう。これからのシーズンは砂地よく出現しますので要チェック!
■生物に関するうんちく: 『もうかれこれ約2ヶ月以上、プール内に住み続けているカエルアンコウです。体表に黒点があり、左の顎にコブがありますので、すぐに識別できますよ。今日も福岡からわざわざカエルアンコウSPを受講しに来たお二人に、歩く姿を見せてくれたりして愛嬌をふりまくりでした。もうあまりの可愛らしさにお二人ともメロメロ状態で、かなりハマッてましたね。そしてこの日、もう1匹プール内にいる一回り大きい黄色のカエルアンコウとペアになっており、メスをこいつが追いかけるような形で2匹で一緒に泳ぎまわってました。日中、擬態してジッとしている姿は散々見れますが、通常の魚のように水底から離れて、尾びれを使って泳いでいる姿はなかなか見れません。しかも2匹並んでエスカを伸ばして派手に振っていましたが、周辺には小魚はおらず、誘引捕食の為なのか、求愛行動のひとつなのかわかりません。今日は貴重なシーンがジックリ見れて本当にラッキーでした!これからは海中はさらに求愛時期でランデブーしているカエルアンコウのペアが見れるかも・・・!卵も探してみましょうね。』

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2007年06月24日

約70cmイシガキフグ!

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■生物名:イシガキフグ(ハリセンボン科)
■発見したポイント: 天神(フロート近く)
■発見した日: 2007年6月24日(日)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 藤澤滋昭様
■撮影機材: Sonyデジカメセット
■よく出現するポイント: 沖の小島、岩見礁、秘宝の根、島毛フラワーガーデンなど。
■探し方のコツ: 岩礁の割れ目やサンゴ下、洞窟内などを探す。目がギョロと大きいです。
■生物に関するうんちく: 『通常ビーチの天神で見ることは少ないイシガキフグですが、今回は天神で、しかもフロート近くで体長70cmクラスに遭遇しちゃいました。島毛でみる特別クラスですね。体も大きくと目もクリクリとデカイので印象深いフグですよ。ハリセンボンの仲間なのですが、針は短いです。でもハリセンボンとは比べ物にならないほど大きくなりますよ。しかし天神で見れたというのがラッキーでしたね。』

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2007年06月23日

タツノハトコ!

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■生物名:タツノハトコ(ヨウジウオ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年6月23日(土)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: レア生物につき、今現在天神のみ!
■探し方のコツ: 砂地にある小さな海草に絡まって隠れています。
■生物に関するうんちく: 『延岡初登場のタツノハトコ!とてもレア生物です。もちろんお察しの通り「タツノオトシゴ」の仲間なんです。尾っぽを海草などにくるりと巻きつけて擬態しています。正式名称かどうかは定かではないが先日のタツノイトコにそっくりさんで、ほとんど見分けにくいくらい・・・。通りでこんな名前が付くんだね(笑)。よく見ないとわかりませんが、目の上や背中に棘棘があり、それがイトコとの見分け方になります。今現在、天神の砂地にイトコとハトコの両方が見れますので、いなくならない内に見分けにチャレンジしてみてくださいね。』

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2007年06月19日

ハチ!

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■生物名:ハチ(フサカサゴ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年6月19日(火)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: イオスキッスデジタルX+Sea&Sea DX400D
■よく出現するポイント: 天神、高久浜など。
■探し方のコツ: 通常はナイトでしかなかなか会えません!でも時々曇りや雨の日は稀に日中に出てきているときがあるので、天気が悪い時は砂地を探してみよう!
■生物に関するうんちく: 『通常はナイトでしか会えない夜行性のハチ。今回は梅雨時季で天気や透明度が悪く、夜と勘違いをしたのか日中に姿を荒らしてくれました。日中に会えるなんてラッキーでしたね。ハチも羽根を持っていて、グリーン色の大きな羽根と各ヒレに入った模様ががとてもキレイです。これも威嚇のひとつなのでしょうね。ハチはカサゴの仲間でミノカサゴと同様に背ビレなどに毒を持っていますので触らないようにしましょうね。誤って触ると蜂から刺された様な痛みがするのかもよ・・・。写真を撮るだけにして、触らないように観察してくださいね。ハチをじっくり見たい方は是非ナイトダイブをお薦めします。夏のナイトでは高確率で会えますよ!』

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2007年06月16日

チビ・セミホウボウ!

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■生物名:セミホウボウ(セミホウボウ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年6月16日(土)
■発見者: 沖田祥子様
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: イオスキッスデジタルX+Sea&Sea DX400D
■よく出現するポイント: 天神、高久浜、パラダイスガーデン
■探し方のコツ: 砂地に羽根を閉じた状態で擬態していますので、水底沿いにゆっくり進むと、セミホウボウの方が動いてくれます。
■生物に関するうんちく: 『これから夏の人気生物のひとつのセミホウボウ!羽根をやアンテナの背ビレを持ち、とてもユニークな魚です。通常は羽根を閉じた状態で砂地に擬態して隠れていますが、外的が近づくと羽根を広げて威嚇します。羽根には目玉のような模様があり、大きな魚に思わせて驚かせる為ともいいます。今回のチビちゃんは羽根を広げても体長5〜6cm程度しかない個体でしたが、成魚のマネをして威嚇をしていました!その仕草がとても可愛らしく、ファンが一気に急増してました。胴体の下には足もあり歩きますが、危険を感じるとハンググライダーのように一気に駆け抜けます。これからは数も増えるし、親子やファミリーなどもみかけます。特に今回のようなチビちゃんがとてもカワイイので是非探してみてくださいね。』

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2007年06月15日

タツノイトコ!

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■生物名:タツノイトコ(ヨウジウオ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年6月15日(金)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 奈須富美子様
■撮影機材: NikonD-50+Sea&SeaDX-D50
■よく出現するポイント: 天神のみ
■探し方のコツ: 砂地にある小さな海草に絡まって隠れています。
■生物に関するうんちく: 『タツノオトシゴの仲間のタツノイトコ。タツノオトシゴに荷比べ、よりヨウジウオに近いです。でも同じように尾を海草やヤギなどに絡み付けて、ユラユラと擬態しているのでダイバーは気付かず行ってしまうこともしばしばです。でもこの尾を絡み付けて隠れている姿がとてもカワイイですよね。これが人気の理由なのかも・・・。ここ最近、魚礁先の砂地にチビ・カエルアンコウを探している最中に、タツノイトコを頻繁に発見しています。体長は約6〜10cm程度ですが、縦に長いので実物をみると、もっと小さく感じるかも・・・。しかも近い場所に合計3〜4個体ほどいたりして、妊娠中の個体にも遭遇しています。今年の天神はかなり当たり年のようで、人気の生物が次々に出没中ですから、今後もさらに期待しましょう!』

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2007年06月10日

クロダイ!

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■生物名:クロダイ(タイ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁手前)
■発見した日: 2007年6月10日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 小坂征史様
■撮影機材: オリンパスSP350セット
■よく出現するポイント: 天神、秘宝の根、作兵衛の鼻
■探し方のコツ: シーズンにより頻繁に回遊しているので、下ばかり見ていないで、たまには中層にも目を向ける。
■生物に関するうんちく: 『クロダイはチヌと呼ばれ、特に釣り人に大人気の魚です。この時期は姿を頻繁に見るだけでなく、群れで見れたり、大きなサイズに遭遇したりします。マダイの仲間なのですが、マダイに比べ黒っぽく見える上に、ウロコがはっきりわかります。また胸ビレや背ビレもマダイに比べ長く目立ちますので、それが見分け方のコツになります。只今天神の魚礁の棚上や外堀周辺では、かなり大きなクロダイが回ってますよ。』

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2007年06月09日

ベニカエルアンコウ!

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■生物名:ベニカエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 島浦島(オアシス)
■発見した日: 2007年6月9日(土)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 藤澤滋昭様
■撮影機材: Sonyデジカメセット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、秘宝の根、作兵衛の鼻など
■探し方のコツ: 岩場のカイメンの下やオーバーハングの窪みなどによく隠れているので要チェック。
■生物に関するうんちく: 『カエルアンコウの中でキレイなで可愛い個体と汚くて擬態上手な個体との差が最も大きい種類。ベニの体型は平たく細い。しかも何でこんな所に隠れているの?ってくらい窮屈な場所に隠れて獲物を待っています。ベニが発見できるようになるとその他のカエルアンコウは発見できるといっても過言でないほど擬態上手。カエルアンコウの見つけ方も難しいですが、見分け方もイマイチわからないと言うダイバーが多いですが、この個体はキレイでカワイイですが、体中央の少し上辺りに斑紋があるのがベニの見分けの特徴です。是非ベニを発見して確認してみてね!』

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2007年06月05日

チビ・カエルアンコウ!

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■生物名: カエルアンコウ幼魚(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(砂地)
■発見した日: 2007年6月5日(火)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 小坂薫様
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)
■探し方のコツ: これからのシーズンは砂地よく出現しますので要チェック!わりと水底で黄色が目立ちますので、黄色の物体や海草の根元を確認してみよう。
■生物に関するうんちく: 『今年イザリウオからカエルアンコウに改名されました。このカエルアンコウの遭遇率が九州No.1、いや全国でもNo.1かもしれない延岡にはカエルアンコウに会いに県外からたくさん訪れるほど、大人気の魚です。やはり胸ビレが手のようになっていて海底を歩く姿や名のごとく蛙のような風貌、そしてアンコウの仲間だけにルアーと釣竿を隠しもつ生態が人気の理由でしょうね。その中でもこの時期は特にチビちゃんに会えるんです。人間の子供同様にあどけなく仕草がとてもカワイイですよ。季節ものですから早めに狙ってね!』

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2007年06月02日

オオモンカエルアンコウ!

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■生物名: オオモンカエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(外ホリワリ)
■発見した日: 2007年6月2日(土)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 小坂薫様
■撮影機材: Sea&Sea 8000Gセット
■よく出現するポイント: 天神(砂地)
■探し方のコツ: 岩場のカイメンやサンゴの横などに良く隠れています。完全に擬態してますので、形をしっかり覚えて、目と手を捜しましょう!
■生物に関するうんちく: 『カエルアンコウの中でも最も大きくなる種類!大きくなると30cmを超えることもあります。通常のカエルアンコウの大きさで考えると、オオモンの擬態術を見破れません。だから形をしっかり覚えて、目と手を捜すと浮き上がってくるように見つけられます。カエルアンコウの種類によって好きな場所が変わりますので、詳しくはオリジナル「カエルアンコウ・オブザーバーSPコース」にて伝授いたしますので、是非受講してみて!』

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2007年05月30日

妊娠中のカエルアンコウ!

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■生物名:カエルアンコウ(カエルアンコウ科)
■発見したポイント: 天神(プール内)
■発見した日: 2007年5月30日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 小坂征史様
■撮影機材: オリンパスSP350セット
■よく出現するポイント: 天神、オアシス、沖の小島
■探し方のコツ: 水底にある黄色の物体はとりあえず確認してみる。特に砂地の石や海草の根元、砂地エリアとゴロタエリアとの境によくいるので探してみる。
■生物に関するうんちく: 『カエルアンコウの産卵シーズンは夏!風船のような卵を産みます。妊娠中は食後と比べて均等に膨らみ、尻ビレのところまでパンパンに大きくなります。ここのところずっとプール内を気に入っているコイツはもうすでに2ヶ月以上も滞在していますが、いつ?誰に?やられたのか・・・相手の姿はみてないぞ!もしかして想像妊娠??なんてね(笑)この時期は特にカエルアンコウの姿を最も多く見るので、お腹あたりも確認してくださいね。』

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2007年05月27日

マツカサウオ!

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■生物名:マツカサウオ(マツカサウオ科)
■発見したポイント: 島浦島(沖の小島)
■発見した日: 2007年5月27日(日)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: イオスキッスデジタルX+Sea&Sea DX400D
■よく出現するポイント: 沖の小島、天神、秘宝の根
■探し方のコツ: 岩の割れ目やサンゴの下、掘れた岩穴の中にいる。
■生物に関するうんちく: 『パイナップルのような色や風貌をしたマツカサウオ。あまり動き回ることもなく、気に入ると暫らくは同じ場所にいます。このマツカサウオは鳴く魚なんです。威嚇の為だとか、求愛の為だとか言われていますが、何故鳴くのかは未だ解明さけていません。鳴き声は「モォ〜〜っ」みたいな牛のような鳴き声です。しかもなんと顎の下が光るんですよ。だからナイトダイブではライトを暫らく当てた後、ライトを消してみましょう!』

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2007年04月08日

ツマジロオコゼ!

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■生物名:ツマジロオコゼ(ハオコゼ科)
■発見したポイント: 天神(フロート下)
■発見した日: 2007年4月8日(日)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: 藤澤滋昭様
■撮影機材: Sonyデジカメセット
■よく出現するポイント: 天神、野坂、パールランド前
■探し方のコツ: 枯れ葉に化けているので探す努力をしないとなかなか見つからない。一度発見された場所周辺を、じっくり探してみよう。
■生物に関するうんちく: 『ツマジロオコゼを見たダイバーは「えっ?これって魚??」ってぐらい枯れ葉のようです。カエルアンコウ同様に胸ビレで体を支えているが、カエルアンコウよりバランスが悪い・・・。だからこそ枯れ葉そのものに見え、外的から気付かれずに暮らせるのだろうね。動きもペラ〜ンペラ〜ンとしていて、ベテランダイバーでも見分けにくいです。こいつの擬態が見破れるようになったら大したもんだ!皆さん頑張ってみて!』

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2007年02月04日

チリンメンヤッコ??

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■生物名:チリメンヤッコ幼魚??(キンチャクダイ科)
■発見したポイント: 天神(フロート近く)
■発見した日: 2007年2月4日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 渡辺好一様
■撮影機材: NikonF90+NX90ハウジング
■よく出現するポイント: 今現在、天神のみ。
■探し方のコツ: 決まった場所にいますので、そこでジックリ粘って・・・。
■生物に関するうんちく: 『昨年の12月に発見したチリメンヤッコの幼魚!?初め見付けた時ははこの魚は何???チリメンヤッコに似てるけど・・・って感じでした。幼魚ということもあり魚図鑑で確認してもドンピシャの魚が見当たらない。マリンメンバーRさんにインターネットで近いのを見つけてもらって、やはりチリメンヤッコの子供だったんだぁ〜と話して判明しました。でも確定ではありません。もしチリメンヤッコの幼魚だとすると、沖縄や海外では普通に見られるヤッコ類ですが、延岡では成魚も過去に数回しか目撃例なしの魚です。しかも幼魚なんて!過去に沖縄などのツアー先でも見たこともないし、延岡ではかなりレア物といえます。キンチャクダイ&ヤッコ類はチョウチョウウオにそっくりさんです。でも見分け方は簡単!キンチャクダイ&ヤッコ類にはエラ蓋にトゲがあって、チョウチョウウオにはありません。ここを見るのが一番簡単ですよ。もちろん延岡でも人気生物のサザナミヤッコやタテジマキンチャクダイなどにもありますよ。でもこのチリメンの幼魚はまだ小さくて分かり難いですが・・・(^^; 最初に見つけて丸3ヶ月!日増しに大きくなっていますよ。天神のフロート近くの同じ場所にずっといますので、興味がある方は我々スタッフにリクエストしてくださいね。めっちゃ可愛いですよ!』

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Photo By 岩永知佐子様(左)・渡辺好一様(右)
※2007年2月18日(日)も健在です!いなくならない内に是非見て下さいね。

投稿者 nobemari : 19:03 | コメント (3) | トラックバック

2007年01月15日

ギンガメアジ!

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■生物名: ギンガメアジ(アジ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■発見した日: 2007年1月15日(月)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: SeaSea 8000G(デジカメ)+ハウジング
■よく出現するポイント: 成魚は「島毛灯台下」、幼魚は天神、パールランド、沖の小島
■探し方のコツ: 上層近くににいてマダイのような形だけど尾びれがもっとシャープですばしっこい銀色の魚をよく観察!よくみるとエラの上部辺りに明瞭な黒点があり、尾びれの後縁が黒ずんでいればビンゴです。
■生物に関するうんちく: 『俗にいう回遊魚と呼ばれる魚達の中でも人気のギンガメアジ!回遊魚には大きく分けるとアジ科とサバ科がありますが、このギンガメアジはマアジやカンパチなどと同様のアジ科です。この回遊魚たちは海中のアスリートで、常に泳ぎ回っています。でないと死んでしまうからなんです。というのも泳ぎ回っていることで酸素を体内に取り込んでいて、止まると酸欠になっていくんです。海中のクリーニングステーションにて時折掃除をしてもらっているシーンを見かけますが、止まってクリーニングされている間に酸欠で苦しくなってきて黒ずんできている個体がいます。これは酸欠を表してしていると言われます。我慢できなくなると海中を一気に走りまくって酸素を取り入れるのです。また繁殖シーズンになると群れのの中に真っ黒な個体が混じってきます。これはオスを表します。延岡では成魚の群れをなかなかみることが出来ないので、これを見ることが出来ませんがツアー先でチェックしてみてくださいね。「銀色の魚はどれも一緒にみえてしまう・・・」というダイバーさんは多いと思いますが、ギンガメアジの見分け方はアジ科の中で唯一、鰓蓋の情報に明瞭な黒点があり、尾びれの後縁が黒ずんでいたらギンガメアジです。詳しくは魚の見分け方SPコースを受講してくださいね。地元で見れるのが嬉しいですよね。延岡ではこの他、ブリ、カスミアジ、シマアジなどもちょこちょこ出現しており、期間限定で秋頃にイトヒキアジやロウニンアジなどの南方系の回遊魚にも会えるチャンスがありますからチェックしてみてくださいね。PS:今度3月にはこの期間のみ浅場に上がってくるギンガメアジの大群を見に沖永良部島へ行きます。毎回海外かと思うほどの魚群にビックリしますよ。ギンガメアジの群れを狙うならこの時季の沖永良部がお勧めです。』
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※今回は5匹の若魚たちが気持ち良さそうに泳いでました!

【ツアー先では・・・】
沖永良部島やパラオなどのツアー先では、体長40〜50cmの成魚が何百〜何千匹の大群で現れます。これだけの群れになるとマジに凄いです。本当に圧巻です!是非今年はこの群れに囲まれて見ませんか?
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※’07正月パラオツアーにて

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2007年01月11日

ハダカハオコゼ!

◆前回のフリソデエビに続いて、またまた天神にはなんと「ハダカハオコゼ」が登場です!
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■生物名: ハダカハオコゼ(フサカサゴ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁近く)
■発見した日: 2007年1月11日(木)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: SeaSea 8000G(デジカメ)+ハウジング
■よく出現するポイント: 沖の小島・船隠し・フラワーガーデンNo.1・高久浜
■探し方のコツ: 潮通しの良いサンゴ礁、サンゴ瓦礫、岩礁に生息し、サンゴや岩にチョコンと乗っていますので、まず形を覚え意識して探してみよう!場所も気に入ると暫らくはその周辺にいるので要チェックです!沖縄などのツアー先ではキンメモドキやスカシテンジクダイが群れた根の中によくいますので探してみましょう!
■生物に関するうんちく: 『英名でリーフフィッシュとも呼ばれていますが、葉っぱの意味で流れのままにゆらゆらと揺れていることの多い魚です。生息エリアは高知県以南、薩南、琉球列島などの温かい海を好むようですが、延岡でも沖のポイントでは度々登場していましたが、天神での登場は今回が初めてとあって皆大喜びです。真正面からみると実にユニークな魚でペラペラしていてまさに葉っぱのよう・・・。胸ビレが手の役目をし体を支え、移動中にもこの胸ビレを使っています。脱皮をするらしく、その繰り返しにより体色を変えるとも言われており、カラーバリエーションも豊富で、赤、黄、白、ピンク、そして茶色から緑に近い個体まで様々な体色が知られています。今回のはアイボリーのような薄黄色の個体でしたが、最も多いと言われている色です。ほぼ単体でいることが多いらしく今回も単体で発見!稀にペアでいますがその場合、体色がそれぞれ違うことが多いです。片方は地味なのに、もう片方は目立つ色をしていて、目立ちたくないのか目立ちたいのか・・・(笑)。 小型種ですが細くて小さな魚は食べてしまいます。目や顔つきが可愛い為、今では観賞用としても人気があり購入すると¥10000以上だとか・・・。是非、可愛い魚なのでいなくならない内に見てくださいね!』
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※顔アップ写真!/PhotoBy 城戸典子様


【過去に延岡で見つかったハダカハオコゼ】
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※フラワーガーデンNo.2にて/PhotoBy 甲斐久志様

チビちゃんもいました!
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※沖の小島にて/PhotoBy 岩切大晋様

【'07.1 パラオにいたペア】
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※黒とピンクの個体が同じ根にいました。

今現在(2/1)、ハダカハオコゼは見つかった場所に変わらずいますよ。ただサンゴの下の分かりにくい場所に隠れていますので、見たい方は当店スタッフにリクエストしてください!

投稿者 nobemari : 12:18 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月17日

タテジマキンチャクダイ幼魚!

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■生物名: タテジマキンチャクダイ幼魚(キンチャクダイ科)
■発見したポイント: 島毛(フラワーガーデンNo.1)
■発見した日: 2006年11月16日(木)
■発見者: STAFF 児玉
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Sea 8000G+ハウジング
■よく出現するポイント: 沖の小島、コーラルボミー、船隠し、島毛(全般)、野菜畑、時々天神にも・・・。
■探し方のコツ: サンゴ礁、岩礁、転石帯に生息。今回は岩の割れ目におり、暫らくは同じ岩穴にいますので、岩の窪みや割れ目を探す!
■生物に関するうんちく: 『熱帯魚を代表する魚といっても過言ではないほど、ポピュラーで人気のタテジマキンチャクダイですが、通称「タテキン」と呼ばれています。成魚は体長40〜50cmほどにまで大きくなり、模様やカラーリングも派手で目立つ魚です。でも幼魚から若魚へて成魚になる成長過程で体色や模様が変わるユニークな魚なのです。幼魚時代は「渦巻き模様」で特に人気があり、大きくなるに従い縦じまになります。よくダイバーから「あの模様は横縞ではないの?」と聞かれる時がありますが、魚は口を上に向けた時の模様で表現しますので、タテジマということになります。成魚は一年中、幼魚は秋から1月ごろにかけて、あちこちで見られるようになりますので両方を探してみてくださいね。』

【タテジマキンチャクダイの模様変化】
◆タテキンの幼魚(渦巻き模様)
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↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◆タテキンの成魚(縦縞模様)
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【撮影者】:奈須富美子様(幼魚)・中原伸様(成魚)


※成魚も幼魚も両方、延岡の海で見れますので探してみてくださいね!

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2006年11月02日

熱帯魚のチビちゃん達!

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■生物名: ミナミハタタテダイ幼魚(チョウチョウウオ科)
■発見したポイント: 天神(全般)
■発見した日: 2006年11月1日(木)
■発見者: STAFF真由美
■水中写真撮影者: 奈須富美子様
■撮影機材: ニコン一眼デジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: サンゴポイントは全般(天神、オアシス、船隠し、沖の小島、高久浜など
■探し方のコツ: 夏から年始頃にかけて(8〜1月)の間は延岡のほとんどで可愛いチビちゃんがウジャウジャ見れます。これもこの時期のダイビングの楽しみにひとつ!サンゴやイソギンチャクの中を覗けば、チョウチョウウオやヤッコなど様々な種類の熱帯魚のチビちゃんがいっぱい見れます。延岡はチョウチョウウオの種類だけで20種以上見れますので、是非覗いて見てくださいね!
■生物に関するうんちく: 『魚も人間と同じように親子は似るんですよね!うちの姫達が何処に行っても「お父さんにそっくり!」と言われるのと同じです。もちろん魚達のほとんどは色や模様や形は小さい頃から成魚と似ています。中にはタテジマキンチャクダイやサザナミヤッコやコロダイなどのように形は似てるが模様や色がまったく違う親子もいますが・・・。だから小さくてもじっくり観察すれば親がすぐ判明します。幼魚の頃は、成魚にはない斑点などがある種類も豊富です。これは天敵に対して大きな魚(目)と思わせる目的があると言われます。成長するにあたってこの斑点はなくなってきます。私のチビちゃん達を見るときのアドバイスとして、顔をや動きを見て欲しいです。それは人間と同じであどけない可愛い表情をし、動きもコミカルで予測不可能なので楽しく飽きませんよ。延岡では熱帯魚のチビちゃんたちの種類が最も豊富に見れるのは9月後半から1月末ですので、サンゴポイントに行ったら、チビちゃんたちを見つけて癒されてくださいね!』

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    ヤリカタギ      ミスジチョウチョウウオ
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 セグロチョウチョウウオ  フタスジリョウキュウスズメダイ
【撮影者】:奈須富美子様(天神にて)

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  ミスジチョウチョウウオ    トノサマダイ
【撮影者】:STAFF 勝栄(オアシスにて)

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2006年10月29日

アカハチハゼ!

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■生物名: アカハチハゼ(ハゼ科)
■発見したポイント: 天神(エントリー口&魚礁周辺)、オアシス
■発見した日: 天神2006/10/28、オアシス2006/11/11
■発見者: 天神・STAFF パパ、オアシス・STAFF勝栄
■水中写真撮影者: 奈須富美子様
■撮影機材: ニコン一眼デジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神全般、オアシス、高久浜など
■探し方のコツ: 秋から年末頃にかけて(10〜12月)の間の期間限定ですが、その間は砂地やゴロタエリアによくいる。巣穴を持っているので大きな移動がないから、発見した場所近くを探す。探す際は水底から離れすぎるとハゼが気づいて巣穴に逃げ込むので、姿勢を低くしゆっくり近づくようにしましょう!
■生物に関するうんちく: 『アカハチハゼは、ネジリンボウなどと同じようにハゼの中でも人気の高いハゼです。巣穴をキチンと持っており、危険を感じるとすぐに逃げ込みます。初めて見たダイバーから、よく「なぜ黄色なのにアカハチなの・・・?」と質問を受けますが、実は水から上げたり、死んだりすると顔周辺の黄色の部分が赤色になるので、このような名前が付いているんです。ペアで仲良く泳いでいるを見かけますが、ほのぼのとしていてとても可愛らしいですよ!是非探して見てくださいね!』

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    アカハチハゼのペア
【撮影者】:奈須富美子様(天神にて)

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2006年10月23日

ヒレナガハギ幼魚!

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■生物名: ヒレナガハギ幼魚(ニザダイ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁&外堀入口)
■発見した日: 2006/10/22
■発見者: STAFF真由美
■水中写真撮影者: STAFF 勝栄
■撮影機材: Sea&Sea 8000G+ハウジング
■よく出現するポイント: パラダイスガーデン、船隠し、オアシス、高久浜、天神
■探し方のコツ: 秋から年始頃にかけて(10〜1月)の間の期間限定ですが、その間はサンゴポイントによくいます。エダサンゴの周辺に良く隠れていますよ。
■生物に関するうんちく: 『成魚と幼魚で色が違うヒレナガハギは9月から1月頃までの期間限定で見れる熱帯魚です。成魚は沖縄などでは群れていますが、地味な体色なのであまり見向きもされません。幼魚のほうが色がキレイで可愛らしいので人気を集めます。かつては子役時代は大人気だった「杉田か○る」などと同じといったところでしょうか・・・(笑) 大きくなるにつれて体色が黒っぽくなり、背ビレ&腹ビレが立って三角のように見れる体形が、徐々に丸みが出てきて行動範囲も広くなって、正直別種といっても疑われないほどになってしまいます。だから幼魚時代はエダサンゴ内に単独で隠れれていますので、可愛らしいこの幼魚時代に見てくださいね。沖のサンゴポイントにはこの時期になると頻繁に、そして数多く見れますが、今現在天神のあちこちで見れていますので手軽に見れますよ!』

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2006年10月02日

新種コケギンポ(新色)!

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■生物名: 新種コケギンポ(コケギンポ科)
■発見したポイント: 島毛・フラワーガーデンNo.1
■発見した日: 2006/10/01(日)
■発見者: 奈須富美子様
■水中写真撮影者: 奈須富美子様
■撮影機材: ニコン一眼デジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 島毛・フラワーガーデンNo.1のみ
■探し方のコツ: 島毛のフラワーガーデンNo.1のまったく同じ場所にいますので、ガイドと一緒に行くとほぼ確実に見れます。だからバージョンは季節などにより変わることも・・・!
■生物に関するうんちく: 『このコケギンポは全国でも珍しく、発見例が少なく、未だ魚図鑑に掲載されていない種類です。約6年前に島毛のフラワーガーデンNo.1で偶然見つけたこの新種コケギンポ・・・。一瞬「おおーっ!ジョーフィッシュ!?」と思うほど、そっくりの黄色の個体を見つけたのち、体色が赤白バージョンも見つかりました。そしたら今度は、この黄白バージョンが見つかりました!新種のギンポは正式に名前をつけるには、正式機関に2個体以上を送って、ヒレの形や軟骨の数などをキチンと数えて、同種がいないと判別されて正式に魚名がつくらしい。でも採取するといなくなって、もうずっと見れない可能性が高いので、名前を付けるために採取して提出するのを止め、仮称で「カツエイギンポ」と名付けました。今では島毛の人気生物として不動のものとなっていますが、その後も他のポイントでは見つかった例もないままです。どうしてあのポイントのあの場所だけなのか・・・、また何時どのタイミングが色が変わるのかなどは解っていません。まあ、解らなくてもコイツの愛嬌あるこの顔をみるだけでファンになってしまいますよ、きっと!季節に関係なく見れますので、是非リクエストしてみてください。』

【新種コケギンポ】黄白バージョン
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【撮影者】:中原伸さん(左・右)

【新種コケギンポ】赤白バージョン
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【撮影者】:斉藤眞人様(左)・後藤博文様(右)

【新種コケギンポ】黄色バージョン
gotounewginp_R.jpg nobeoka50008_R.jpg
【撮影者】:後藤博文様(左)・斉藤眞人様(右)

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2006年06月25日

チビ・イザリウオ!

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■生物名: イザリウオ(チビちゃん)(イザリウオ科)
■発見した日: ほぼ毎日のように発見中!
■発見者: STAFF 勝栄・真由美
■発見したポイント: 天神(全般)
■水中写真撮影者: 福永宏一様
■撮影機材: オリンパスデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神全般、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地や水底によくいるイザリウオなので砂地の岩の際や海草の横などを覗いてみる!特に体色が黄色や黒色、白色が多いので、砂地で見かけるこれらの色の物体は欠かさずチェックすること。
■生物に関するうんちく: 『イザリウオ天国である延岡は、ホームグランド「天神」でイザリウオ・イロイザリウオ・ベニイザリウオ・オオモンイザリウオ・クマドリイザリウオ・ハナオコゼの6種類のイザリウオの仲間が見れます!しかも遭遇率&1日で遭遇する数は共に九州No.1!過去でいうと1日で最高30匹以上!という日もありましたし、今現在3種類・平均10匹以上のイザリウオが見れています!これほどの数が見れるポイントは、正直全国でも類をみないですよ。特にこのイザリウオは春先から砂地や水底で数多く見られるようになり、今年は特に体長3cm以下のチビちゃんが多発中です。もちろん小さくても頭にエスカ(ルアー)を持っており、時折釣りをする仕草や歩く姿を見かけますが、とても可愛いですよ。しかも成魚に比べ、顔があどけなく、目がキュートですのでチェックしてみてくださいね。しかも脇の下にエラがあり、そこから水をジェット噴射のように出しながら移動したり、捕食際にエサを一瞬で丸呑みする際に使用します。この時季が最高潮ですので、イザリウオ大好きダイバーはたくさんの個体に合えるので遊びに来て下さいね。』

【チビイザリウオ特集】
↓ ★人差し指より小さいチビ★
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↓ ★白色のチビ★
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↓ ★薄い黄色のチビ★
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【水中写真撮影者】:矢野太洋様
※天神の砂地にて撮影

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2006年05月31日

ミナミハコフグ幼魚

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■生物名: ミナミハコフグ(ハコフグ科)
■発見した日: 2006年5月31日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(魚礁手前)
■水中写真撮影者: 黒木美穂様
■撮影機材: Sea&Sea750G+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神、島毛全般、島浦島全般、ビックボミーなど
■探し方のコツ: 岩礁の隅間やサンゴ下などに良く隠れている。初夏くらいから姿をみるようになり、毎年同じ場所で発見することが多い。きっと新しい幼魚たちにとって、そこが最適な場所だからでしょう・・・。だから昨年見た場所周辺を探すと良い。もしくはナイトダイビング!
■生物に関するうんちく: 『ミナミハコフグは南方系の大人気フグ!延岡では毎年初夏くらいからたくさん見られますが、今年は早くも登場!とはいっても成魚より、顔や動きがあどけない幼魚に人気は集中していますが・・・(笑)。本当に一度見てファンになるダイバーが多いですよ。しかしフグと言えば美味!だけどトラフグを始め、皮や身に毒を持つものが多い中、このハコフグの仲間は硬い骨格を持つために外敵防御の為の毒は必要ないので持っていない。だから長崎の五島列島では郷土料理にもなっていて、そのまま火で炙って味噌とネギで食べるのですが、これがまた美味い!ここで美味しい魚と紹介すると、そんな目でしか見てくれない方が増えそうですがね(笑)。ナイトダイブではこのミナミハコフグなどがいっぱい見れます。特に就寝シーンや寝ボケシーンが面白く、簡単に捕まえることも可能です。もちろんミナミハコフグの幼魚の発見も多いです。見たい方はナイトダイブがおススメ!この他にこのハコフグの仲間には、コンゴウフグやシマウミスズメなどの角を持っているものや、おデコが出ているテングハコフグなどもいるので一緒に探してみてくださいね!』

【ミナミハコフグ幼魚特集】
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★こんな表情もするんですよ・・・↓
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★こんなカラーバージョンもあります・・・↓
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※写真提供:中原伸様

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2006年05月26日

クロダイ

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■生物名: クロダイ(タイ科)
■発見した日: 2006年5月26日(金)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: ソニーデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神、パールランド前、島毛フラワーガーデンなど
■探し方のコツ: 春先から初夏(3月〜7月)には天神のフロート近くや魚礁周辺にて大型サイズが出現するので要チェック!
■生物に関するうんちく: 『通称チヌとも呼ばれ、味と引きともに釣り人の間でも大人気の「クロダイ」!内湾や汽水域、沿岸の岩礁にて生息するチヌは春先から初夏にかけてが産卵期。だからなのか、3月くらいから天神のエントリーエリアやフロート近く、そして魚礁付近で数匹でいるのをよく目撃します。最近では魚礁のブロックエリアに大型のチヌ(体長60cm)が頻繁に出現し、クリーニングステーションでホンソメワケベラに掃除をしてもらっています。わりとダイバーに対し敏感に反応し逃げ出すチヌですが、コイツだけは堂々とした態度で逃げることもなくこちらを観察しています。チヌは産まれてからずっと雌雄同体で、その後雌に分化するそうです。ということはこの大きさは雌でまちがいないようですね。是非コイツがいなくなるまでに見てくださいね。』

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2006年05月25日

サンゴタツ

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■生物名: サンゴタツ(ヨウジウオ科)
■発見した日: 2006年5月25日(木)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(砂地)
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: ソニーデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神、島毛フラワーガーデン、秘宝の根など
■探し方のコツ: 刺胞動物であるフトヤギやハナヤギ、もしくは砂底の海草などにシ尻尾を巻きつけて擬態している。形をしっかり覚えてそれらを探していけば場所を問わず見つかるかも・・・。
■生物に関するうんちく: 『過去には頻繁に出没していたタツノオトシゴの仲間!最近はなかなか発見例が少なくなっていただけに嬉しい!発見した後、図鑑で確認した際は「タカクラタツ」だぁ〜!と思っていましたが、魚類検索図鑑にてさらに詳しくチェックしていたら、背中にある黒点の有無や顎の長さ、そして全体の形などから「サンゴタツ」と判明しました。正直タツノオトシゴ類は雄雌でも若干体型なども違うし種類も豊富なので、写真ナシでは種別が本当に難しいことに気付きました。でもダイバーでなくても人気であるこのタツノオトシゴは、実はなんと「ヨウジウオ」の仲間!両方を見比べてみると、体型こそ違うものの顔を見ると、宮崎県北ではお馴染みの「ひょっとこ」系の顔をしていて大変ユニークで動きもコミカルな魚です。実際ダイビング中に発見しても確認が難しいですが、透明な背ビレと小さな胸ビレで泳いで移動しているのですよ。そしてこれらの仲間はなんと雄が卵を育てて、孵化させるんですよ!これは雌のなかで受精が終了した卵たちを雄の腹部の育児嚢という袋(カンガルーみたいな)に預け、その中で孵化するまで「妊夫さん」として育て、孵化する時には雄が腹筋トレーニングをするかのような動きで稚魚たちを放出します。過去に産まれたばかりの子供達を天神の鼻先で見たことがありますが、もちろん産まれたときからタツノオトシゴの形をしていて、とっても可愛いものでした。ヨウジウオも含め、これからが産卵シーズンとなりますので、是非探してみてくださいね。』

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2006年05月21日

ヒラタエイ

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■生物名: ヒラタエイ(ヒラタエイ科)
■発見した日: 2006年5月21日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 島浦島オアシス
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Seaデジカメ8000G+ハウジング
■よく出現するポイント: 島浦島オアシス、パールランド前、天神、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!砂に潜っていることが多いので、砂地にある少し盛り上がっている場所やエイの形をしたくぼみを探して目玉を探す。発見したら驚かさないようにゆっくりと近づく。
■生物に関するうんちく: 『ヒラタエイは軟骨魚類と言われる部類に属するエイの仲間です。そのエイの仲間にはダイバーに大人気の「マンタ」ことオニイトマキエイやマダラトビエイなどもいますが、このヒラタエイはマンタなどのように中層や水面近くを泳ぎまわる種類ではなく、砂地の水底に生息しています。それは砂地では自分の身を隠す為に潜っていたり、砂中に隠れているエサを探して食べたりしています。九州内の海では水温が下がる冬季によく出現しておりますが、延岡では水温が上がる初夏から夏に向けてよく出現します。今回島浦島の「オアシス」ではネジリンボウを狙っていて、同じ砂地でヒラタエイを一度に5匹も見つけてビックリしました。この水底に棲むエイの仲間は、他の魚と違って先端に顎や口があるのではなく、下側(腹部の方)に口やエラなどがあります。もちろんダイビング中は観察することは難しいですが、水族館などではじっく観察できますよ。このヒラタエイを始め、尾に毒針を持っていることが多いので尾には触らないように気をつけましょう。』

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【水中写真撮影者】:内野宮佳幸様
※天神にて撮影

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2006年04月30日

ネジリンボウ

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■生物名: ネジリンボウ(ハゼ科)
■発見した日: 2006年4月30日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(魚礁横)
■水中写真撮影者: 斉藤真人様
■撮影機材: 銀塩カメラ
■よく出現するポイント: 天神、島浦島オアシス、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!水底からあまり離れて泳くとネジリンボウの方が先にダイバーを発見し、巣穴へ逃げ込む可能性があるので、水底に下りて扇状に視線を左右に移動させながら探す。臆病者なので発見しても驚かさないようにゆっくりと近づく。
■生物に関するうんちく: 『ハゼもダイバーに人気の生物!その中でも「ネジリンボウ」はねじったような独特の模様とピョンピョン跳ねるようなコミカルな動きで人気を集めているハゼです。ネジリンボウはニシキテッポウエビによって掘られた砂地の巣穴に共生し、通常雌雄でその穴の上を遊泳しています。そして流れてくる方向に顔を向けて流れに乗ってやってくるプランクトンなどを食べています。ペアの雌雄判別は第一背ビレの長さです。長い方がオスとなりますが逃げ込む時は何故かオスからの時が多いようです。オスの方が根性がないのかメスに対して薄情なのか・・・(笑)。我々の延岡の海でのデータからよると水温が上昇してくると同種のハナハゼなどが数多く見れるようになると発見例が高いです。今回も水温が上がってハナハゼがたくさん見れるようになっていたモニター会の途中に、魚礁横の砂地でペアのネジリンボウを発見しました。過去のデータからすると延岡の海では22度くらいから見れ始めると言ってましたが、2年ほど前から最低水温の16度でも見れる個体が数個体現れ、あまり水温に影響はしないようです。今現在早くも外堀の沖側や島浦のオアシスなどでも発見されていますので、今年はネジリンボウにいっぱい遭えるかもね!』

【雌雄判別】
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手前の背ビレが長い方がオス!奥がメス!

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2006年04月05日

ホウボウ

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■生物名: ホウボウ(ホウボウ科)
■発見した日: 2006年4月5日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(プール内)
■水中写真撮影者: 堀内健太郎様
■撮影機材: ニコンD−50
■よく出現するポイント: 天神、パーランド前など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!通常は羽根を広げていないので地味だが、ダイバーが近づくと威嚇の為に胸ビレを広げるので水底からあまり離れず泳いだ方が発見しやすい。
■生物に関するうんちく: 『砂地にいる底生魚「ホウボウ」。久々にナイトダイブ中に見つけました!このホウボウは長くキレイな胸ビレを持ち、同種のセミホウボウは延岡のダイビングポイントでよく見かけるものの、この「ホウボウ」はなかなか遭えないレア物といえます。生息深度がやや深場であるみたいでよく延岡の地元漁師が底引き網漁をする際は頻繁に捕獲されているのですが、延岡でのダイビング中では稀種で、私でさえ過去に4度しかありません。そのホウボウがナイトで見つけた時と同じく、今現在も天神のプール内にいますよ。水深は干潮だったら1mくらいだからスノーケリングでも見れるほどです。通常はとても地味ですが羽根を広げるととってもキレイな魚です。長い羽根を広げるのは威嚇の時!広げた羽根はキレイなグリーンに淵や模様がブルー!ただ背ビレ棘が強いので触らないように注意してくださいね。産卵期は夏で、体の下にある足のような胸鰭遊離条で歩行しながら、底生性のエビやカニ類・シャコ類・小魚を探し、食べているそうです。かなり歩く姿が面白いですね。PS:このホウボウ、伊豆などでは時々出没するようですが、逆にセミホウボウは珍しいと聞きます。所変われば品変わる!といったところでしょうか・・・。水中写真の被写体としてもピッタリ・・・。ジックリ撮れますので是非いなくならないうちに見に来てくださいね。』

【ホウボウの威嚇シーン】
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通常は羽根を折りたたんでいる。
        ↓↓↓
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ダイバーが近づくと羽根を広げ威嚇する。

投稿者 nobemari : 18:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月12日

チャイロマルハタ

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■生物名: チャイロマルハタ(ハタ科)
■発見した日: 2006年3月12日(日)(ここ3ヶ月くらい魚礁に住み着いています)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 浦城・天神(魚礁)
■水中写真撮影者: 中原伸様(福岡市在住)
■撮影機材: デジカメ(ソニー)
■よく出現するポイント: 浦城・天神、島毛フラワーガーデン
■探し方のコツ: 天神の魚礁ブロック内に住み着いていますので、ブロックとブロックの間や砂地の際辺りによくいますのでじっくり探していけば見つかりますよ!見つけてもゆっくり近づきましょう。
■生物に関するうんちく: 『ハタの仲間といえば、今では中々食べることの出来なくなった高級魚です。だってめちゃくちゃ美味しいんですもの・・・(笑)。このチャイロマルハタはヤイトハタに似ていますが、斑点が明瞭な小豆色なので区別できます。大きくなるものは1mを楽に越えますが、この天神・魚礁内にも大・中・小の3個体いて一番大きいのは約70cmくらい。こちらに気付くと我々に対して真正面を向き、胸鰭をパタパタして様子を伺っていますが実に貫禄のある魚ですよ。また天神はホンソメワケベラにクリーニングしてもらっているか、ジーッとして休憩している姿で目撃します。ゆっくり近づけば逃げないので写真を狙うのもこの時はかなり狙い目です!生息分布は琉球列島やインド洋、西部大西洋などでサンゴ礁域と言われてますが、この時季にこの海で見れると言うことは「延岡の海」が南国である証拠でしょう・・・。最後にこのチャイロマルハタは実はキンギョハナダイやサクラダイなどの小さいけどとってもキレイなハナダイと同じ仲間になるの知ってましたか??もちろん体長の大きさ&口の大きさ的にも同種にはくくれない気もしますがね・・・(笑)。是非一番大きいのを探してみてくださいね!』

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2006年03月05日

レンテンヤッコ

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■生物名: レンテンヤッコ(キンチャクダイ科)
■発見した日: 2006年3月5日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 島浦島(コーラルボミー)
■水中写真撮影者: 後藤博文様
■撮影機材: デジカメ(オリンパス)
■よく出現するポイント: 島毛エリア(全般)、秘宝の根、紅華の根、ビッグボミーなど
■探し方のコツ: 潮通しの良いポイントに生息。岩穴などにすぐ隠れるのでその穴を狙いましょう!
■生物に関するうんちく: 『このレンテンヤッコは日本固有種です。しかも日本海や北の海では見れない上に実は沖縄海域にもいない魚なのです。生息エリアは北限が伊豆エリアで南限は奄美大島となっています。だから海外や沖縄に行っても見れない魚なんです。今ではとってもキレイな体色の魚だから観賞魚としても大人気!ある専門誌には¥60000という値段でしたよ。うそ〜!マジかよ〜って感じです。(@o@)それだけレアな魚ということですね。もちろんフォト派にも人気の被写体となっていて、延岡には確実に見れるポイントが数箇所ありますが、特に島毛エリアには沢山いますよ。初めて見たらきっと感動するほどキレイですよ。オスとメスで少し模様が違い、オスの方が体色が派手で尻ビレに縦縞模様がありますのでチェックしてくださいね。そして秋から冬にかけては子供が見れることがありますが、めちゃくちゃ可愛いですよ。是非探してみてくださいね。』

投稿者 nobemari : 12:15 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月08日

イロイザリウオ

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■生物名: イロイザリウオ(イザリウオ科)
■発見した日: 2006年2月8日(水)/初めて発見したのは’05年12月頭!
■発見者: STAFF 児玉
■発見したポイント: 浦城・天神(魚礁)
■水中写真撮影者: 内木場美好様
■撮影機材: デジカメ(オリンパス)
■よく出現するポイント: 浦城・天神、沖の小島、高久浜
■探し方のコツ: イロイザリウオは岩礁やサンゴ礁域に生息しますが、オオパン海綿などの色が付いた海綿内やサンゴの下などに擬態して隠れているので要チェック!
■生物に関するうんちく: 『イロイザリウオの中でもこの薄ピンク色ってなかなか逢えない色ですぞぉ〜。このイロイザリウオも前記のイザリウオと同様でアンコウの仲間!これまた夜行性で日中はジーッとしてます。もちろん額に『エスカ』と呼ばれる疑似餌(ルアー)を持っており、魚釣りの要領で餌に似せた動きをさせ、おびき寄せられた小魚を一瞬で丸呑みにしてしまいます。その疑似餌は岩礁&サンゴ礁域に生息する為「エビやカニ」がモデルとなっているのです。もちろん関心するほど甲殻類に色・形ともにそっくりで、ルアーの動かし方もピョンピョン跳ねるように動かします。見たい方はナイトダイブがおススメ!このイロイザリは前記のイザリウオに比べて、気に入った場所を見つけるとその周辺に数週間から数ヶ月間滞在します。だから一度見つけると次に潜る時にも会える可能性大で、毎回チェックして色彩や大きさの変化を確認したり、色んな角度から写真を撮ることだって可能です。今回見つけて薄ピンクイザリは魚礁に丸2ヶ月いますよ。同じく魚礁にもう一匹黒色のイロイザリもいますよ。このイロイザリウオも延岡の海には大変多く生息しており1日で数個体に逢えるのもウソではありません。『イザリウオ天国』とまで呼ばれるようになった延岡!ここの所、イザリウオ類遭遇率100%!しかも1日平均3〜5匹。フォト派の皆さん、動かない上そこそこの大きさだから被写体にもピッタリですよ・・・!この薄ピンク色イザリちゃんに逢ったことがないダイバーは是非天神へ行きましょう!!』

投稿者 nobemari : 18:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月06日

シマヒメヤマノカミ

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■生物名: シマヒメヤマノカミ(フサカサゴ科) 
■発見した日: 2006年2月4日(土)/最初に見つけたのは昨年11月! 
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神「プール入り口」
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: デジカメ(ソニー)
■よく出現するポイント: 天神
■探し方のコツ: ミノカサゴ類の中でも浮遊しないタイプで水底や岩壁にいる為、遊んでいる途中にたまたま見つかる偶然です!(笑)もちろん今現在のデータでは出没する時季や場所が特定されていません。偶然にも見つけることが出来たらその周辺に暫くいることが多いです。今なら好きな方や興味ある方は今なら天神のエントリー口の階段下のプール入口の壁に探してみて!
■生物に関するうんちく: 『ミノカサゴの種類は豊富にありますが、その中でもレア物と言っても良いでしょう。生息分布では伊豆半島以南、主に太平洋・インド洋となっていますが、年間500本〜600本近く潜る私勝栄でも過去に数回しか見たこと有りません。通常延岡の海でよく見かけるハナミノカサゴやキリンミノ、ネッタイミノカサゴなどに比べ、動きや体色が地味ですが、遭遇率からすると発見する喜びは比べ物にならないほど。多分世界中のダイビングスポットだとしても、リクエストしても簡単に見せてもらえないはずですよ。同じ仲間に「ヒメヤマノカミ」という種もいてとても良く似ていますが、背びれや尾びれなど明瞭な黒褐色点の列が多くあり、斑ではなくキレイに並んでいることと、胸びれに赤色横帯ではなく、茶色に黒点列のある横帯で区別できます。といってもヒメヤマノカミもほとんど見れないんですけどね・・・(笑)。正直ネッタイミノカサゴなどの方がキレイで可愛いですが、珍しいですので是非見て欲しい魚のひとつです。』

投稿者 nobemari : 20:15 | コメント (2) | トラックバック

2006年01月24日

サクラダイ

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■生物名: サクラダイ(ハタ科) 
■発見した日: 2006年1月24日(火) 
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 島毛「沖の瀬No.1」
■水中写真撮影者: 内木場美好様
■撮影機材: デジカメ(オリンパス)
■よく出現するポイント: 島毛灯台下、沖の瀬No.1&No.2、紅華の根、野菜畑
■探し方のコツ: 潮通しが良いポイントで水深が少し深場エリアのキンギョハナダイ群れの中に混じっている。生息深度がやや深めなのでポイントを狙って入れば、キンギョハナダイに比べると一回り大きい上、体色や模様も違うのですぐ発見できる!
■生物に関するうんちく: 『ダイバーの間で人気のハナダイの仲間!その中でも起沖縄や海外リゾートではお目に掛かれない種類。オスは赤色に白色点の模様で、メスは薄紅色で背ビレに黒点があり、とってもキレイな魚です。このハナダイの仲間達は産まれる時は全てメスで誕生し、その後体力と力のある個体だけがオスに性転換できるのです。だからこそ周辺に数匹、いや数十匹のメスを従えハーレムを形成しています。男性ダイバーとってはうらやましい限り・・・(笑)。生息分布では琉球列島を除く南日本(相模湾から長崎)と表示されているが、延岡の海にはいっぱいいます。しかも一般的には水深25m以深に生息すると言われていますが、なんと延岡では14〜15mくらいから見れるのでジックリ写真を撮ることも可能です!特に島毛エリアや紅華の根では色とりどりのソフトコーラル畑に乱舞しており、そのコントラストが実に美しいですよ。沖縄などでも見れないので一度は見てもらいたい延岡ならではの魚です。』

投稿者 nobemari : 20:57 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月11日

アライソコケギンポ

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■生物名: アライソコケギンポ(コケギンポ科) 
■発見した日: 2006年1月2日(月) 
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神「魚礁周辺」
■水中写真撮影者: 河野貴幸様
■撮影機材: デジカメ
■よく出現するポイント: 天神・パラダイスガーデン
■探し方のコツ: サンゴ礁や岩礁域の転石やサンゴ瓦礫の小さな岩穴を探す。小指の爪ほどの大きさなので偶然見つけることが多いが、ウミウシやマクロ生物を探す際、横に動く物体がアライソ君かも・・・。黄色や赤色など派手な色彩の個体もいるので似ている色を見かけたら要チェック!
■生物に関するうんちく: 『海中には小さなアイドルがいっぱいいます。その中でも人気者のひとつがこの「アライソコケギンポ」!同種にコケギンポやトウシマコケギンポなどがいるが背びれの黒点やマツ毛のような長くフサフサした皮弁が特徴。海中でみるアライソ君は岩穴から頭部だけを出して周辺をキョロキョロと見渡していて、目がキョロキョロ動き、愛らしい顔と動きが実に可愛らしい魚です。時折、写真のように「あくび」のような仕草をするのですが、またこれが可愛らしいですよ。でも縄張り意識が強く、同種が近づくと巣穴をめぐっての喧嘩が始まり、体をせり出し大口を開けたりして威嚇します。だから鏡などを持って入って鏡を向けると鏡に映った自分の姿を敵と勘違いし、鏡相手に威嚇したりするのでかなり笑えます。一年中逢える魚なのですが居場所を見つけるのは偶然の時が多いです。でも自分の体にピッタリあったお気に入りの巣穴が見つかると、かなり長い期間同じ穴に生息しますのでマクロ系の被写体としても充分狙えます。また同じ岩にこのアライソ君たち数匹で暮らしていることもあり、団地のように数匹が一緒に顔を出している光景もまた笑えます。体色は通常茶色や斑色の個体が多いのですが、中には色彩が黄色や赤色など派手な個体や黒に水玉模様の個体などもいる。過去の経験では始めは地味だった体色が婚姻色なのか黄色や赤色に変化した個体を見たこともあるので、見つけているアライソ君がいたら、潜る度にチェックしてみてね。』

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2005年12月07日

ムレハタタテダイ

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■生物名: ムレハタタテダイ(チョウチョウウオ科) 
■発見した日: 天神では2000年くらいから出現し始めた 
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神「魚礁周辺」
■水中写真撮影者: 黒木史郎様
■撮影機材: ニコンF60+ネクサスマスター
■よく出現するポイント: 天神、パールランド前、岩見礁、島毛
■探し方のコツ: 特に天神やパールランド前では11月から集まり始めるので11月〜3月末まで狙い
■生物に関するうんちく:『数年前までは沖の潮通し良いポイントでないと見ることが少なかった「ムレハタタテダイの大群」ですが、2000年くらいから「パールランド前」や「天神の魚礁」で群れが出没するようになりました!ここ数年、毎年恒例のようにスゴイ数で集まるようになり、11月後半から3月末までが最も多いです。群れが一塊になると100〜300匹になることもありまさに圧巻です!これからの時季は透明度が更に良くなるのでワイド系の最高の被写体ともなりえます。延岡には一年中普通のハタタテダイもたくさんいるので、同種と勘違いされがちですがジックリ観察してみると、ハタタテダイより少し小ぶりで口先が短く、腹ビレ終点あたりが微妙に変化しています。興味ある方はチェックしてみてくださいね。このムレハタタテダイは夜になると魚礁のブロック間にある決まった隙間に大群になって寝ています。延岡マリンではそれを「ムレハタタテダイ玉」と呼んでいますが、世界中のナイトダイブをしてきたけど見たことのない光景です。「延岡ならでは!」言ってもよいほど一見の価値ありですよ。写真も面白く撮れると思いますよ。これからが益々「旬」となりますので是非見てくださいね!』

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2005年11月28日

イザリウオ

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■生物名: イザリウオ
■発見した日: イザリウオ系は毎回ほぼ100%近い遭遇率!
■発見者: 河野貴幸様
■発見したポイント: 浦城・天神
■水中写真撮影者: 河野貴幸様
■撮影機材: デジカメ
■よく出現するポイント: 浦城・天神
■探し方のコツ: イザリウオは砂地と岩の際によく隠れているので要チェック!
■生物に関するうんちく: イザリウオは実はアンコウの仲間!日中は寝ている個体が多いので岩にくっついてジーッとしてますが、主に夜間に活動してます。アンコウのように額に『エスカ』と呼ばれる疑似餌(ルアー)を持っており、魚釣りの要領で餌に似せた動きをさせ、おびき寄せられた小魚を一瞬で丸呑みにしてしまいます。その疑似餌のモデルは「ゴカイ」なのですが、色・形・動きはそのままです。しかも自分と変わらない大きさの魚までのみこんでしまうので、きっと食べられてしまった魚たちも何が起こったのか分からないかも知れないですね(笑)。また胸ビレが手の役目をし、水底を歩くように移動するユニークな魚ですのでダイバー間ではかなり人気の生物となっています。そのイザリウオがこの延岡の海には大変多く生息しており、過去で言えば1日最高33個体!という驚異的な数がいたこともあります。今では『イザリウオ天国』とまで呼ばれるようになり、九州だけでなく関東や関西からも多くのダイバーが集まるようになりました。まだこのイザリウオに逢ったことがないダイバーは是非延岡へ!!

投稿者 nobemari : 02:39 | コメント (0) | トラックバック