2008年04月28日
ハナイカB!
■生物名:ハナイカ(コウイカ科)
■発見したポイント: 天神・魚礁手前
■発見した日: 2008年4月28日(月)
■発見者: STAFF 真由美
■水中写真撮影者:STAFF 真由美
■撮影機材: SEA & SEA 8000G
■よく出現するポイント: 天神、沖の小島、野坂など
■探し方のコツ: 普段は石のように擬態。この3匹目は前回居たところで見ました。
■生物に関するうんちく: 『今まで見ていた2匹をいつもより手前で発見した後で、この3匹目を発見。「もしや移動しただけでは?」とも思ったので、急いで先の2匹のところに戻り確認した所、ちゃんとペアで健在でした。・・・ということで、この子が3匹目のハナイカさんと確定(^^)。2本目のダイビングの時には、また少し移動していたようで、同じところには居ませんでしたが、よ〜く探すと、魚礁に着く前にハナイカを3匹見ることが出来る可能性がある!!・・・という、驚きの体験が出来るかも知れませんよ(^^)vぜひチャレンジしてみてくださいね。』
投稿者 nobemari : 09:42 | コメント (0) | トラックバック
2008年04月06日
ハナイカ!
■生物名:ハナイカ(コウイカ科)
■発見したポイント: 天神(第一テトラ付近・魚礁手前)
■発見した日: 2008年4月6日(日)
■発見者: 奈須 富美子様
■水中写真撮影者: 奈須 富美子様
■撮影機材:
■よく出現するポイント: 天神、沖の小島、野坂など
■探し方のコツ: 水底で石のように擬態しているので、這うように移動しながら捜索するのがポイント。ダイバーが近くを通った時や、何かの拍子に派手に色が変わるのでわりと見つけやすい。見つけた場所周辺に暫くいることが多いので、前回いた場所周辺を探してみると良い。
■生物に関するうんちく: 『今年も去年と同じ時期、ほぼ同じ場所でハナイカが見つかりだしました(^^)v!今現在、天神で2匹。ほとんど同じ場所で見れています。ハナイカにも性格があるようで、ダイバーが来るとメラメラと色を変える子もいれば、どんだけ近づいてもちょっとしか変化しない子も・・・モデル向きではないですねf(^^;)。極端に追いかけたりしなければ、長居してくれると思いますので、近づき過ぎないように考慮して撮影・観察してくださいね。』
投稿者 nobemari : 11:20 | コメント (0) | トラックバック
2008年01月16日
テナガダコの仲間!
■生物名:テナガダコの仲間 (マダコ科)
■体長: 約15cm
■発見したポイント: 天神・外堀入り口
■発見した日: 2008年1月16日(水)
■発見者:STAFF 兒玉
■水中写真撮影者:STAFF 渡辺
■撮影機材: ニコンD−200
■よく出現するポイント: 天神など
■探し方のコツ: 探そうと思ってもなかなか会えないですが、水底近くを泳ぐと動く物体がいたりするので、それを確認してみよう!
■生物に関するうんちく: 『テナガダコは日頃見れるマダコやスナダコに比べると、頭が小さく、8本の足がとても長いですので違いが分かります。しかも器用でカメレオンのように岩や海藻の色に一瞬にして変えたり、ヒラメの形を真似て泳いでみたり、皮膚にトゲトゲを出して海藻に化けたりするんです。ミミックオクトパスほど体色が鮮やかではないですが、カクレンボやモノマネは負けてません。かなり楽しいタコですので探してみてね。』
投稿者 nobemari : 20:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月30日
ハナイカ!
■生物名:ハナイカ(コウイカ科)
■発見したポイント: 天神(第一テトラそば)
■発見した日: 2007年6月30日(土)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 守屋様
■撮影機材: CASHIO・エクシリム700ZXセット
■よく出現するポイント: 天神、沖の小島、野坂など
■探し方のコツ: 水底に擬態しているので這うように移動すると派手に色が変わるので見つけやすい。見つけた場所周辺に暫くいることが多いので、前回いた場所周辺を探してみる。
■生物に関するうんちく: 『今年はハナイカも当たってますね!今だけでも天神だけで多いときは4匹くらい見れることもあります。今日のハナイカはウニの殻内に、仕切りに足を突っ込んでいました。産卵かな?と思い後で覗いて見ましたが卵を産み付けている形跡はありませんでした。コイツは何がしたかったんでしょうね・・・(笑)』
投稿者 nobemari : 10:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月26日
ハナイカ!
■生物名:ハナイカ(コウイカ科)
■発見したポイント: 天神(魚礁手前)
■発見した日: 2007年5月26日(土)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 中原伸様
■撮影機材: イオスキッスデジタルX+Sea&Sea DX400D
■よく出現するポイント: 天神
■探し方のコツ: 中層を泳ぎ回るイカではないので、水底を這うように探す。そうすると自分から体色を派手に変えて居場所を教えてくれます。
■生物に関するうんちく: 『コウイカの中でも最も派手でフォト派にも人気の高いハナイカ!体色を黄色や紫、茶色などに変えて、名のごとく華やかです。ダイバーが近づくまでは、体色を水底と同じ色に同化させてジッとしています。驚かしたりすると、威嚇のために派手な体色に変えたり、象のように前足を上に上げて威嚇します。しかも足で水底を歩いて移動することもあり、なかなかユニークなイカです。』
投稿者 nobemari : 14:53 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月28日
アオリイカ!
■生物名: アオリイカ(ジンドウイカ科)
■発見したポイント: 天神(全般)
■発見した日: 2007年1月28日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■水中写真撮影者: 甲斐久志様
■撮影機材: ニコンF−80+NX−80ハウジング
■よく出現するポイント: 天神(全般)、パラダイスガーデン、高久浜、秘宝の根、オアシス、野坂
■探し方のコツ: ビギナーから発見できます。表層近くを浮遊しているので下ばかりでなく時々上を見ましょう。
■生物に関するうんちく: 『居酒屋さんなどでは「水イカ」とも呼ばれているアオリイカは食用としても大人気のイカの仲間です。特に県北(北浦産)のアオリイカは今ではブランドなり高価で取引されるほど、肉厚で上質だとか・・・。だって刺身で食べると最高にうまいですものね(笑) 天神では一年中見れますが特に秋から冬の間は大きな個体が群れとなってる姿を頻繁に目撃します。延岡は各ポイントでも見れますが、特に天神ならエントリーエリアから魚礁周辺までで高確率で会えますよ。魚とは違った風貌で海中を浮遊しているアオリイカは場所や状況に合わせて体色を透明や黒、そして斑模様などに変え、体型も変えたりして変幻自在です。しかも狩りの名手です。今の冬の間はイシモチ類やマアジ、キビナゴの群れを狙って捕食シーンも見れる可能性が高いのですが、そのバトルはかなりの迫力です。しかも群れで獲物を囲み、四方八方から連続でアタックします。イカの足は10本ありますが、捕食の時にだけ使う2本の足はゴムのように伸びて、鞭のようにしなり獲物を捕まえます。この時期は見つけたらゆっくり近づき、じっくり観察して捕食シーンを狙うのも楽しいでしょう!またアオリイカの産卵シーズンは初夏から秋くらいまで続き、水底にある海草や魚網などに卵を産み付けます。この際、卵を産み付けるメスをかばう様に、オスが体色を変えながら周辺を威嚇してお産を見守っています。産み付けられた卵は白色で1袋に5〜9個卵が入っており、形はえんどう豆のようです。そして産み付けてから約1ヶ月〜1ヵ月半くらいすると、中の幼体たちが卵からハッチアウトしますが、産まれた直後から体色を変えたり、墨を吐いたりしますよ。幼体はとても可愛いです。初夏からはこの産卵シーンとハッチアウトを狙うと楽しいかも・・・。またアオリイカをじっくり観察したいのならナイトダイブがおススメ!イカはライトに寄って来る習性がある為、我々ダイバーのライトに寄ってきますので、かなり間近でじっくり観察できますよ。今年は魚だけでなくアオリイカもチェックしてみましょうね!』
※特に秋から冬の間は群れで登場しますがアオリイカの単体は一年中見れます!
※このように色や形を変幻自在に変えれます!
※これは天神で激写された釣りのルアーを間違えて捕食したシーン!
投稿者 nobemari : 15:36 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月12日
ハナイカ
■生物名: ハナイカ(コウイカ科)
■発見した日: 2006年6月11日(日)
■発見者: STAFF 秋村
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■水中写真撮影者: 福永宏一様
■撮影機材: オリンパスデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神、島浦島・野坂、高久浜など
■探し方のコツ: ハナイカは体長10cm以上と案外大きい個体で発見されるが、コウイカ同様に通常は保護色なので見つけ難い!水底や水底沿いの横ワレによくいるので、水底を這うように移動すると華やかに色が変わる物体を発見するかも・・・!
■生物に関するうんちく: 『ほぼ毎年天神に出現するハナイカ!実はとってもレアで人気のイカなのです。今年はマリンメンバーのおーちゃんから5月21日頃に魚礁で発見したとの情報を聞いてましたが、探すけどなかなか会えませんでしたが6月に入って魚礁周辺で頻繁に見ることが出来るようになりました。過去見てきたハナイカは場所が気に入ると数ヶ月間その周辺にいるので今後も見れる可能性大ですよ。ハナイカはコウイカの仲間なので通常は保護色であまり目立ちませんが、捕食時や威嚇、そして求愛の際は黄色・赤色・黒など鮮やかな体色に変えます。とても色彩が美しく変わるばかりでなく、体の凹凸の変化も激しいですよ!威嚇の際のポーズは前足を2〜3本上に上げます。ゾウは鼻をパオーンと上げるような感じです(笑)。しかもこの足は獲物を捕ったりするばかりか、歩くのにも使います。この歩くシーンがとてもコミカルで面白いので一見の価値ありですよ。』
投稿者 nobemari : 15:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月12日
マダコと卵
■生物名: マダコ(マダコ科)
■発見した日: 2006年5月12日(金)
■発見者: STAFF 真由美
■発見したポイント: 天神(フロート近く)
■水中写真撮影者: 黒木美穂様
■撮影機材: Sea&Seaデジカメ750G+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神を始めとするポイント全般
■探し方のコツ: 卵を持つ時季になったら天神ならば魚礁のブロックないを覗いてみる。特にブロックの口が真上かやや斜め上を向いているもので、入り口に石や貝殻を作意的に積み重ねているブロックは、ほとんどビンゴです。
■生物に関するうんちく: 『マダコは一年中見れますが卵を抱いている姿は3月くらいから夏の間によく見かけるようになります。マダコの交接は雄が精子入りカプセルを雌に渡します。それを取り込み受精をするそうです。妊娠をした雌は岩穴や沈んだタイヤ内、そして魚礁にしているブロック内などお気に入りの産卵場所を見つけ卵を産む準備を整えます。白く米粒のような卵を1本の糸のようなものにたくさん産み付けフサフサ状態に・・・。それを数本から数十本持ち、一度に産む卵の数は何万個!水温によって違いますが孵化するまでに約数ヶ月間、お母さんタコはエサも獲らず卵を大事に大事に抱きかかえています。もちろん孵化した後、お母さんはほとんどが力尽き、衰弱したり外敵にやられたりして死んでしまうのです。母は強し!とよく言いますが、本当に我々人間がマダコに教わる実情なんです。只今卵を持っているお母さんタコの子育てシーンが見れますので、是非見てくださいね!』