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2006年06月25日
チビ・イザリウオ!
■生物名: イザリウオ(チビちゃん)(イザリウオ科)
■発見した日: ほぼ毎日のように発見中!
■発見者: STAFF 勝栄・真由美
■発見したポイント: 天神(全般)
■水中写真撮影者: 福永宏一様
■撮影機材: オリンパスデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神全般、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地や水底によくいるイザリウオなので砂地の岩の際や海草の横などを覗いてみる!特に体色が黄色や黒色、白色が多いので、砂地で見かけるこれらの色の物体は欠かさずチェックすること。
■生物に関するうんちく: 『イザリウオ天国である延岡は、ホームグランド「天神」でイザリウオ・イロイザリウオ・ベニイザリウオ・オオモンイザリウオ・クマドリイザリウオ・ハナオコゼの6種類のイザリウオの仲間が見れます!しかも遭遇率&1日で遭遇する数は共に九州No.1!過去でいうと1日で最高30匹以上!という日もありましたし、今現在3種類・平均10匹以上のイザリウオが見れています!これほどの数が見れるポイントは、正直全国でも類をみないですよ。特にこのイザリウオは春先から砂地や水底で数多く見られるようになり、今年は特に体長3cm以下のチビちゃんが多発中です。もちろん小さくても頭にエスカ(ルアー)を持っており、時折釣りをする仕草や歩く姿を見かけますが、とても可愛いですよ。しかも成魚に比べ、顔があどけなく、目がキュートですのでチェックしてみてくださいね。しかも脇の下にエラがあり、そこから水をジェット噴射のように出しながら移動したり、捕食際にエサを一瞬で丸呑みする際に使用します。この時季が最高潮ですので、イザリウオ大好きダイバーはたくさんの個体に合えるので遊びに来て下さいね。』
【チビイザリウオ特集】
↓ ★人差し指より小さいチビ★
↓ ★白色のチビ★
↓ ★薄い黄色のチビ★
【水中写真撮影者】:矢野太洋様
※天神の砂地にて撮影
投稿者 nobemari : 16:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月12日
ハナイカ
■生物名: ハナイカ(コウイカ科)
■発見した日: 2006年6月11日(日)
■発見者: STAFF 秋村
■発見したポイント: 天神(魚礁)
■水中写真撮影者: 福永宏一様
■撮影機材: オリンパスデジカメ+ハウジング
■よく出現するポイント: 天神、島浦島・野坂、高久浜など
■探し方のコツ: ハナイカは体長10cm以上と案外大きい個体で発見されるが、コウイカ同様に通常は保護色なので見つけ難い!水底や水底沿いの横ワレによくいるので、水底を這うように移動すると華やかに色が変わる物体を発見するかも・・・!
■生物に関するうんちく: 『ほぼ毎年天神に出現するハナイカ!実はとってもレアで人気のイカなのです。今年はマリンメンバーのおーちゃんから5月21日頃に魚礁で発見したとの情報を聞いてましたが、探すけどなかなか会えませんでしたが6月に入って魚礁周辺で頻繁に見ることが出来るようになりました。過去見てきたハナイカは場所が気に入ると数ヶ月間その周辺にいるので今後も見れる可能性大ですよ。ハナイカはコウイカの仲間なので通常は保護色であまり目立ちませんが、捕食時や威嚇、そして求愛の際は黄色・赤色・黒など鮮やかな体色に変えます。とても色彩が美しく変わるばかりでなく、体の凹凸の変化も激しいですよ!威嚇の際のポーズは前足を2〜3本上に上げます。ゾウは鼻をパオーンと上げるような感じです(笑)。しかもこの足は獲物を捕ったりするばかりか、歩くのにも使います。この歩くシーンがとてもコミカルで面白いので一見の価値ありですよ。』