2006年05月21日
ヒラタエイ
■生物名: ヒラタエイ(ヒラタエイ科)
■発見した日: 2006年5月21日(日)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 島浦島オアシス
■水中写真撮影者: STAFF 真由美
■撮影機材: Sea&Seaデジカメ8000G+ハウジング
■よく出現するポイント: 島浦島オアシス、パールランド前、天神、高久浜など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!砂に潜っていることが多いので、砂地にある少し盛り上がっている場所やエイの形をしたくぼみを探して目玉を探す。発見したら驚かさないようにゆっくりと近づく。
■生物に関するうんちく: 『ヒラタエイは軟骨魚類と言われる部類に属するエイの仲間です。そのエイの仲間にはダイバーに大人気の「マンタ」ことオニイトマキエイやマダラトビエイなどもいますが、このヒラタエイはマンタなどのように中層や水面近くを泳ぎまわる種類ではなく、砂地の水底に生息しています。それは砂地では自分の身を隠す為に潜っていたり、砂中に隠れているエサを探して食べたりしています。九州内の海では水温が下がる冬季によく出現しておりますが、延岡では水温が上がる初夏から夏に向けてよく出現します。今回島浦島の「オアシス」ではネジリンボウを狙っていて、同じ砂地でヒラタエイを一度に5匹も見つけてビックリしました。この水底に棲むエイの仲間は、他の魚と違って先端に顎や口があるのではなく、下側(腹部の方)に口やエラなどがあります。もちろんダイビング中は観察することは難しいですが、水族館などではじっく観察できますよ。このヒラタエイを始め、尾に毒針を持っていることが多いので尾には触らないように気をつけましょう。』
投稿者 nobemari : 2006年05月21日 12:35
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