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2006年04月05日

ホウボウ

horiuchi_houbou3.JPG

■生物名: ホウボウ(ホウボウ科)
■発見した日: 2006年4月5日(水)
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神(プール内)
■水中写真撮影者: 堀内健太郎様
■撮影機材: ニコンD−50
■よく出現するポイント: 天神、パーランド前など
■探し方のコツ: 砂地にいる魚なので砂地を狙う!通常は羽根を広げていないので地味だが、ダイバーが近づくと威嚇の為に胸ビレを広げるので水底からあまり離れず泳いだ方が発見しやすい。
■生物に関するうんちく: 『砂地にいる底生魚「ホウボウ」。久々にナイトダイブ中に見つけました!このホウボウは長くキレイな胸ビレを持ち、同種のセミホウボウは延岡のダイビングポイントでよく見かけるものの、この「ホウボウ」はなかなか遭えないレア物といえます。生息深度がやや深場であるみたいでよく延岡の地元漁師が底引き網漁をする際は頻繁に捕獲されているのですが、延岡でのダイビング中では稀種で、私でさえ過去に4度しかありません。そのホウボウがナイトで見つけた時と同じく、今現在も天神のプール内にいますよ。水深は干潮だったら1mくらいだからスノーケリングでも見れるほどです。通常はとても地味ですが羽根を広げるととってもキレイな魚です。長い羽根を広げるのは威嚇の時!広げた羽根はキレイなグリーンに淵や模様がブルー!ただ背ビレ棘が強いので触らないように注意してくださいね。産卵期は夏で、体の下にある足のような胸鰭遊離条で歩行しながら、底生性のエビやカニ類・シャコ類・小魚を探し、食べているそうです。かなり歩く姿が面白いですね。PS:このホウボウ、伊豆などでは時々出没するようですが、逆にセミホウボウは珍しいと聞きます。所変われば品変わる!といったところでしょうか・・・。水中写真の被写体としてもピッタリ・・・。ジックリ撮れますので是非いなくならないうちに見に来てくださいね。』

【ホウボウの威嚇シーン】
horiuchi_houbou.JPG
通常は羽根を折りたたんでいる。
        ↓↓↓
horiuchi_houbou2.JPG
ダイバーが近づくと羽根を広げ威嚇する。

投稿者 nobemari : 2006年04月05日 18:28

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