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2005年12月07日
ムレハタタテダイ
■生物名: ムレハタタテダイ(チョウチョウウオ科)
■発見した日: 天神では2000年くらいから出現し始めた
■発見者: STAFF 勝栄
■発見したポイント: 天神「魚礁周辺」
■水中写真撮影者: 黒木史郎様
■撮影機材: ニコンF60+ネクサスマスター
■よく出現するポイント: 天神、パールランド前、岩見礁、島毛
■探し方のコツ: 特に天神やパールランド前では11月から集まり始めるので11月〜3月末まで狙い
■生物に関するうんちく:『数年前までは沖の潮通し良いポイントでないと見ることが少なかった「ムレハタタテダイの大群」ですが、2000年くらいから「パールランド前」や「天神の魚礁」で群れが出没するようになりました!ここ数年、毎年恒例のようにスゴイ数で集まるようになり、11月後半から3月末までが最も多いです。群れが一塊になると100〜300匹になることもありまさに圧巻です!これからの時季は透明度が更に良くなるのでワイド系の最高の被写体ともなりえます。延岡には一年中普通のハタタテダイもたくさんいるので、同種と勘違いされがちですがジックリ観察してみると、ハタタテダイより少し小ぶりで口先が短く、腹ビレ終点あたりが微妙に変化しています。興味ある方はチェックしてみてくださいね。このムレハタタテダイは夜になると魚礁のブロック間にある決まった隙間に大群になって寝ています。延岡マリンではそれを「ムレハタタテダイ玉」と呼んでいますが、世界中のナイトダイブをしてきたけど見たことのない光景です。「延岡ならでは!」言ってもよいほど一見の価値ありですよ。写真も面白く撮れると思いますよ。これからが益々「旬」となりますので是非見てくださいね!』
投稿者 nobemari : 2005年12月07日 19:31
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