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2007年08月26日
この夏の思い出に!
『ルンバルンバU号で見る花火大会』後記 2007/08/26(日夜)
◆今年のまつり延岡「花火大会」はルンバルンバU号で、誰にも邪魔されない船上で見よう!と盛り上がり、マリンメンバー早い者勝ちで企画してみました!すでに予約がいっぱいでお断りをしてしまった多くの皆様、本当にすいませんでした。
◆夕方6時過ぎから出航し、花火が目の前で上がる「五ヶ瀬川の特等席」に船を止めてスタンバイ!新船にはトイレも屋根もあるし、飲んでも騒いでも誰に迷惑をかけることもなく安心!河川ど真ん中には「蚊」もおらず、風も心地よくてクーラー要らず・・・。波やウネリもないので揺れることもなくとても快適です。もちろん子供たちだけでなく、参加者は皆終始大はしゃぎ状態でした!
◆花火が上がるPM8:00までは船上バーベキューです。ルンバルンバにはベンチも完備しているし、テーブルまで並べて、完全な「屋形船」に!しかも今回は生ビールのサーバー機まで借りてくる、この入れ込みよう・・・。スタッフ勝栄は完全に「居酒屋店主」になりきっておりました。船上での冷えた生ビールは最高!「屋形船」最高! そして、ついに花火が・・・!
◆花火が上がり始めると船上では「キャーキャー!」「めちゃ近い!」「最高の眺めやね!」と大きな歓声が上がりましたね。それまではベンチに座って優雅に飲んでいた方々も、立ち上がるだけでなく身を乗り出して見てました。花火が上がり始めて間もなく、雨が降り始め「中止かな??」と騒ぎ始めた頃、今までにないほど一斉に花火が打ち上げられ、時間は短かったですがそこには絶景が広がっていました。
◆また参加者は子供を入れて合計30名!当日は浴衣を着て来られた方も多く、日ごろのウェットスーツ姿と大きく変身してとても素敵でした!これはなかなか良い企画でしたね!
結果的に雷雨に邪魔をされて、花火大会が通常より早めに終わってしまったのが残念でしたが、屋根がある為に街中でみてた人たちより遥かに快適で、参加者は皆大満足だったようで、来年のご予約までもらった次第です。また来年も是非企画してあげたいと思いますので、参加希望者はお早めに予約してね!
投稿者 nobemari : 23:58 | コメント (0)
2007年08月23日
NHKハイビジョンカメラで延岡を取材!
NHK水中取材班の延岡取材後記!2007/08/20〜23(3日間)
◆8月20日夜からNHKの水中取材班が延岡入りし打ち合わせをして、21日から三日間、ハイビジョンカメラにて延岡の海中世界の取材が始まりました。今回でハイビジョンカメラで海中取材を行うのは実は3回目なんです。ハイビジョンカメラの水中キットはな・なんと1500万円のカメラですよ!今回の水中取材班には宮崎放送局でお馴染みの細田アナウンサーも同行しました。細田さんもベテランインストラクターで、今回はランティングや水中リポーターをされました。その3日間の取材の詳細はこちら↓
【取材初日】
◆朝9時過ぎにマリン集合。撮影器材や打ち合わせを確認し、浦城港から出航しました。今回とりあえず「夏の海中世界」と「オオスリバチサンゴ」と「延岡ならではの生物」を中心に撮影したいとのリクエストにてポイントを決めました。前日まで海況が悪かったこともあり、透明度も悪かったのが残念でしたが、見せたい生物たちも無事に撮影できてホッとしました。
【ダイビングポイント】
@紅華の根
A野坂(オオスリバチサンゴ)
B沖の小島
■晴天■透明度10〜4m■水温25〜23℃■海況Good!
ソフトコーラル畑やキンギョハナダイの大群を取材中に、カンパチの凄い大群にも遭遇しましたよ。でもカメラでは撮れておらず・・・。でも圧巻でした。
その他、サクラダイ&スジハナダイ、カシワハナダイ、レンテンヤッコ、シテンヤッコ、ニザダイ大群、メジナ大群、サキシマミノウミウシ、ニラミギンポ、オキナワベニハゼ、コクテンベンケイハゼ、ウメイロモドキ群、ゴマチョウチョウウオをはじめチョウチョウウオ各種、サザナミヤッコ幼魚、アオチビキ群、シマアジ、アカヒメジ&ノコギリダイ群、ノコギリヨウジのペア(抱卵中)などなど。すべてのダイビングを約60分以上潜って撮影しました。
【取材二日目】
◆2日目も社長と勝栄でガイドしました。2日目は陸上の撮影班2名も加わり、島浦島周辺のアーチや洞窟などの映像もボート上から撮影しましたよ。かなり本格的な放送になりそうですよ。そして海中は1本目と2本目は初日の撮り残した生物を中心に撮影しました。運良くクマノミ・ペアの産卵シーンやスズメダイの子育てシーンにも遭遇し、バッチリ生態映像が撮れました。徐々に沖は透明度も回復し始めていますが、やはりオオスリバチサンゴのポイントは濁っていました。それがとても残念!でも水中リポート付き撮影したので、見ててとても参考になったし楽しかったです。3本目は島の東側がクリアだったので、NEWポイント「ダブルアーチ」に連れて行きました。ソフトコーラルもたくさんついておりキレイで、トンネル内には凄い数の魚もいました。
【ダイビングポイント】
@紅華の根
A野坂(オオスリバチサンゴ)
Bダブルアーチ
■晴天■透明度16〜3m■水温27〜25℃■海況Good!
その他、アカネキンチャクダイ、スジハナダイ、サクラダイ、キンギョハナダイ群、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、カンパチ、シマハタタテダイ、アオチビキ群、サザナミヤッコ成魚、タカベ群、サキシマミノウミウシ、イシダイ、レンテンヤッコ、シテンヤッコ、コロダイ、ツノハタタテダイ、サラサ&ミナミ&メガネ&ウイゴンベ、ゴマやミゾレを始めとするチョウチョウウオ各種、シモフリフエダイ群、ニザダイ群、イシガキダイ、シマアジ群、サキシマミノウミウシ、コマチコシオリエビなども紹介しました!
【取材最終日】
◆いよいよラストの三日目は、延岡の海らしい海中シーンを求めて島毛に!そしたら透明度がまあまあとなっており、しかも魚はわんさかいましたよ。しかもタテキン成魚&幼魚とサザナミヤッコ成魚&幼魚を撮りたいとのリクエストでしたが、イサキの大群、カツエイギンポ2色、レンテンヤッコなどと絡めて撮影することも出来てバッチリ!世界中潜っている撮影スタッフの方々ですが「島毛は面白い!」と魚影&魚種の豊富さに大好評でした。温帯と熱帯の海がブレンドしている海中世界が延岡の海の面白さとして主張できると思います。そして再度オオスリバチサンゴポイントで仕上げの撮影をして、ラストは天神でイロカエルアンコウ(赤)も撮ることが出来、取材が無事終了しました。
【ダイビングポイント】
@島毛フラワーガーデンNo.1
A島毛フラワーガーデンNo.1〜No.2
B野坂(オオスリバチサンゴ)
C天神(魚礁)
■晴天■透明度15〜4m■水温29〜26℃■海況Good!
その他、カンパチ群、フエヤッコダイ、アカネキンチャクダイ、巨大イシガキフグ、テリエビス群、特大アオブダイ、アカハタ、アジアコショウダイ、イタチウオ、カゴカキダイ群、トゲチョウチョウウオ群、ツノダシ、特大ボラ、キビナゴ大群なども見れました。
結果的に今回の取材は3日間で計10本潜りました。ダイビング後、マリンにて撮影した映像を確認しましたが、やはりハイビジョンの映像はキレイですね。放送が本当に楽しみです。
◆宮崎県内での今回分の放送は8月30日(木)PM6:00台のニュースで6〜7分間放送されましたが、また今年の12月初旬に後編用の海中取材も行われます。そこで撮影した映像とこの夏に撮った映像とを合わせて編集し、今度はNHKの全国放送で放12月中旬くらいに送される予定です。
また放送日が分かったらご報告いたしますので、是非皆さん見てくださいね!
最後に・・・、今回取材で携わったNHKの細田アナウンサーを始め、スタッフの皆様本当にお疲れ様でした。また冬もアフターダイブのガイドも含めお任せください!次回の取材もよろしくお願いいたします。では冬を楽しみにしております。